経営学部津村ゼミ2年 産学連携で名鉄観光サービスに施策を提案

 経営学部津村将章ゼミは1月17日、名鉄観光サービス株式会社で産学連携の発表会を開いた。台湾の高校生に向けた愛知県への誘客について、学生の視点で分析し、名鉄観光サービスに施策を提案した。

HP名鉄観光②.jpg

【学生報告文】

■私たちは、以前名鉄観光が大阪などで実施していた「B&S」に着目しました。「B&S」とは来日台湾人高校生を大学生が案内する国際交流プロジェクトです。

 愛知県は「B&S」の訪日教育旅行先に選ばれていなかったため、「台湾人観光学生が愛知県で満足するために」をテーマに、台湾人にとって愛知県の魅力は何か、台湾の高校生を中心にアンケート調査を行い、集計後のデータ分析から台湾人の傾向を知ることができました。

 データ分析では、ゼミ活動の中で取得した資格であるMOSの知識が役立ち、最終プレゼンテーションを行った後には評価の言葉をいただきました。知識の有無で、内容の質も変わるということを実感しました。

■当初、私たちは分析結果から名鉄観光サービスのホームページ上のプラン検索が難しい現状を問題と捉え、はじめの企業訪問の際に改善方法の提案を致しました。しかし、話の中で「B&S」という台湾の高校生に向けて行う教育旅行(日本における修学旅行)について、東京や大阪で行われているが愛知県では行われていないという課題があることを知りました。

 そこで「台湾人高校生が愛知で満足するために」をテーマに、愛知県の魅力や関心度などを、台湾人の学生中心にアンケート調査を実施し、分析を行いました。2回目の企業訪問で分析をまとめたものを15分程度のプレゼンテーションとして発表し、完成度について評価をいただきました。

名鉄観光.png

2020/02/19

  • 記事を共有