中京大学工学部×NTT西日本 企業人による講習会を実施 青森ゼミ、上林ゼミから20人が参加

 中京大学工学部とNTT西日本は8月6日、NTT西日本の企業講師による講習会を中京大学名古屋キャンパスで実施し、青森久准教授と上林真司教授が指導するゼミ学生、大学院生20人が参加した。

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 講習会は、一般社団法人中部経済連合会(中経連)による大学への企業人派遣等プログラム「企業・人材プール」の一環で、企業が求める人材像の共有化や学生の社会人基礎力の向上、実社会の動き・雰囲気等を企業人から直接伝えることで、大学での学びに対するモチベーションを向上させることを目的に実施され、大学が希望の講義内容を提出、中経連を経由し企業へ打診される。今回の講習会は、青森准教授が希望した講義内容がNTT西日本に受け入れられマッチングしたことから行われた。

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NTT西日本・上床敏輝さん

 NTT西日本の上床敏輝さんが講師となり学生時代、入社後のキャリア形成について講習会が行われた。上床さんは「成果を出すには、会社の問題や課題を発見し解決案を提示する力が必要です。日頃からどんな小さなことでも疑問を持ち、人に説明できるまで落とし込むことを繰り返してください」と話し、特に「夢、ビジョンを明確に持つこと」「論理的思考能力を磨くこと」「日々自己啓発をすること(一生勉強)」の3つが大切であることを伝えた。

 参加した学生は「まずは自分のやりたいことを早く見つけたいと思いました。夏休みを利用してインターンシップに参加するのですが、就職活動を通して視野を広げて、もっと自分を知りたいと思いました」「今仕事に関して自分が考えていることを改める良い機会になりました」など実際に働く人の経験や考え方を聞き、学習意欲や社会への関心の高まりを感じる声が多くあった。

2019/08/09

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