国際教養学部4年生の宮本葉月さんがヨーロッパスポーツ科学会議で研究発表

 チェコ・プラハで7月3日から6日に開催されたヨーロッパスポーツ科学会議(European College of Sports Science)で、国際教養学部4年生の宮本葉月さんが研究発表を行った。ヨーロッパスポーツ科学会議は、ヨーロッパをはじめとする様々な国々のスポーツ科学の研究者が一堂に会する年に1度の研究集会(参加者は約3,000人)。

 宮本さんの発表タイトルは「Effect of participation in team sports during overseas study program on non-native language proficiency」(Hazuki Miyamoto and Kohei Watanabe)。英語を母国語としない留学生を対象に、スポーツ活動へ参加することが英語学習の習熟度へ及ぼす影響を、宮本さん自身が米国留学中に実施したアンケート調査を基に検証した研究。ポスターを用いたプレゼンテーションと質疑応答が行われ、海外の研究者たち相手に発表した。

 指導教員の国際教養学部・渡邊航平准教授は「当学会の発表者は主に大学教員や大学院生であるため、学部生での発表は評価に値する。研究室に配属された2年次から積極的に研究活動を行ってきたことが、今回の発表に繋がりました。語学面でも、日頃の英語学習や留学の成果を存分に発揮し堂々とした英語でのプレゼンテーションでした」と評価した。なお、当学会には渡邊研究室から渡邊航平准教授、富田彩特任助教、宮本さんの3題の研究発表が行われた。

左)左から富田特任助教、宮本さん、渡邊准教授、右)発表する宮本さんと聴衆.png
   左から富田特任助教、宮本さん、渡邊准教授            発表する宮本さんと聴衆

 ヨーロッパスポーツ科学会議 ホームページ

 中京大学 国際教養学部 渡邊航平研究室 ホームページ

2019/07/09

  • 記事を共有