工学部濱川研究室修士1年の久野さん IPA「未踏IT人材発掘・育成事業」に採択

 工学部濱川研究室に所属する久野文菜さん(工学研究科修士1年)のプロジェクト「スペクトログラム生成による多重奏からの聴音支援システムの開発」が、独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)の「未踏IT人材発掘・育成事業」に本学で初めて採択された。

 この事業は、経済産業省所管であるIPAが主催し「独自性・革新性があり、将来社会的にインパクトを与えイノベーションを創出する可能性を秘めたテーマを実現しようとしている若い逸材」を発掘するために2000年度から「未踏ソフトウェア創造事業」として開始した。選ばれた個人はクリエータと呼ばれ、クリエータは自らが提案するテーマについて、プロジェクトマネージャー(PM)から指導、助言を受け、開発プロジェクトを実施する。

 2019年度は6人のPMのもとで募集され計21件が採択された。久野さんは首藤一幸PM担当プロジェクト(東京工業大学・情報理工学院准教授)のもとで開発を進める。

 現在までに輩出してきた延べ1,600人の優れたクリエータたちは、既に様々な分野で活躍している。

 2019年度公募結果について

 https://www.ipa.go.jp/jinzai/mitou/2019/koubokekka_index.html

2019/06/12

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