工学部・青木研究室の鈴木さんが「動的画像処理実利用化ワークショップDIA2019」研究奨励賞受賞
「動的画像処理実利用化ワークショップDIA2019」が3月7日、8日、北九州国際会議場で行われ、工学部・青木研究室(CVSLab.)の鈴木陽太さん(機械システム工学科4年)が研究奨励賞を受賞した。
DIAワークショップは、マシンビジョン、コンピュータビジョン分野における画像処理・AIの実利用に関わる研究・開発の発表、討議、情報交換の場として毎年日本各地で開催されている。
鈴木陽太さん=発表会場にて |
発表タイトルは「3D フローを入力とするRNNを用いた作業工程識別」。鈴木さんは「工場の生産ラインで用いられる作業者の動作を識別する手法を開発しました。人工知能技術を利用し、カメラセンサで撮影した動画を入力すると、その作業者が今何の作業を行っているかを認識することができます。この手法が実用化されれば作業ミスを防ぎ、作業品質を評価することができます。今回このような賞をいただくことができ大変嬉しく思います。ご指導いただいた青木先生、評価実験を手伝ってくれた研究室メンバーに感謝いたします」とコメントした。
指導教員の青木公也教授は「AI技術を『ものづくり』の現場に適用する研究で、当研究室で担当者を引き継ぎながら3年間継続してきた成果でした。鈴木君がその集大成として取り組んでくれた成果が対外的にも評価され、大変うれしく思います。鈴木君は今春エンジニアとして研究室を巣立っていきますが、就職先企業での活躍を期待します。鈴木君、おめでとう!」と激励した。