法学部古川ゼミ、総合政策学部佐道ゼミ 名古屋国際関係合同ゼミナールに参加

 愛知県内の大学を中心に国際関係・国際政治の研究をしているゼミがプレゼンを行う「第40回名古屋国際関係合同ゼミナール」が12月9日(日)に金城学院大学で開催されました。この合同ゼミには中京大学をはじめ、愛知県立大学、金城学院大学、神戸大学、東北学院大学、名古屋大学、名古屋市立大学、南山大学、広島大学の9大学12ゼミが集まり、参加ゼミ生以外にも一般の方やOB・OGを始め多数来場されました。中京大学からは私たち法学部古川浩司教授ゼミと総合政策学部佐道明広教授ゼミが参加しました。

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 私たちは「アメリカの太平洋戦略-「リバランス」政策の再考-」というテーマで発表を行いました。「リバランス」政策とはオバマ政権期に行われた太平洋戦略で、中東にあった重心をアジアに戻し、最優先に資源を配分しようという政策を指します。トランプ政権がオバマ政権期に行われてきた政策と逆行した政策を行っていることを背景に、オバマ政権期の政策を改めて見直すことは価値があるのではないかと考え研究を始めました。戦略レベル・戦術レベルに次元を分けて分析し、その結果、私たちは「リバランス」政策を継続すべきと結論付けました。

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 今回の合同ゼミで最も痛感したことは自分の考えを人に伝えることの難しさです。聴衆に自分たちの考えを伝えることだけではなく、グループで研究しているとき、実行委員として活動しているときなど様々な場面で強く感じました。しかし人に自分の考えを伝えることは、社会人になるとますます必要になるものだと思います。そのため今回の経験や反省は今後必ず役立つものだと確信しています。このような貴重な経験が出来たことを嬉しく思います。

法学部 3年 金田修一郎

2018/12/11

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