総合政策学部宮川教授研究メンバーの学生ら/豊田市と連携し制作した「ツーリズムマップ」が完成 豊田市長へ報告

 総合政策学部宮川正裕教授の指導するプロジェクト研究メンバーが、豊田市と連携し制作に取り組んだ「とよたツーリズムマップ」が完成し、3月26日、豊田市役所で報告会が行われた。

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 この日、太田稔彦豊田市長に報告を行ったのは、総合政策学部3年の北原唯菜さん、藤井遙さん、竹内敦さん、谷川信啓さん、岩川優矢さんの5人と、指導に当たった宮川教授。

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 この事業は、豊田市が進める大学連携事業の一環「大学・高専からの研究提案」。同市内6つの大学・高等専門学校に向け募集が行われ、4校から13件の提案が出された。そのうち同プロジェクトの提案は、①幅広いターゲットが見込め公共性が高い、②官民共働で推進できる、といった点が評価され採用となった。課題テーマ「とよたの新たな魅力を創出するプロモーション」に対し、メンバーが考えたのが観光マップ。"SNS映え"する場所を自分たちで見つけ、見る人に「そこに行ってみたい」と思わせるものを目指すというコンセプト。この点も、独創性あるものとして採用理由の一つとなっている。

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 メンバーにとって、豊田はいずれも「未知のまち」だったが、ネットで調べるだけでなくフィールドワークに力を入れ、学生約100人にアンケートも実施した。「インスタグラム」で印象的な写真を見つけると、投稿者に連絡を取り使用許可を得るなど、SNSも積極的に活用した。

 プロジェクトメンバーは12人。ピックアップしたスポット約50カ所全てに、時には留学生も一緒に足を運び、写真を撮り、現地の人に話を聞きながら"インスタ映え"を検証した。メンバーが絞り込んだ27のスポットと、おすすめコース、市域の地図などをA2の紙面にまとめた。

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 太田市長を前に、リーダーの役割を果たした北原さんは「選んだ先に行くのにバスが1時間に1本しかないことが多く、移動に苦労しました。どこへ行っても、次のバスが何時に来るかをまずチェックして動きました」。藤井さんは「写真の撮り方で雰囲気が全く変わってくる。いろいろな角度からものを見る事を学びました」。また谷川さんは「豊田は『車の町』としか思い浮かびませんでしたが、自然がいっぱいあることを知りました。僕たちの世代は遊ぶというとゲームになることが多いけど、こういう楽しみ方があるんだと発見がありました」など口々に感想を述べた。

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 太田市長は、学生たちが指摘した「移動のしにくさ」について、少しずつバス路線を整えていく旨を説明した。できあがったマップを手に「新しい視線でよいものができたと思います。機会があったら是非また豊田に来てください」と答えた。宮川教授は「昨年4月くらいから、授業で取り組んだマーケティングの視点を織り込みながら形にしてきました。サービスエリアにも置いてもらえるということで、学生にとっていい体験になったと思います」と総括した。

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