工学部・橋本研究室の田口さんと鳥居さん(工学研究科修士1年) 電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会で受賞

 工学研究科修士課程1年の田口晧一さんがIEEE賞(Nagoya Section Student Paper Award)、同じく修士課程1年の鳥居拓耶さんが電気学会優秀論文発表賞を、それぞれ受賞した(いずれも橋本研究室所属、指導教員:橋本学教授)。受賞が発表されたのは2018年1月23日。これらの賞は、2017年9月7日~8日に名古屋大学で開催された電気・電子・情報関係学会東海支部連合大会において特に優れた研究発表に対して贈られるもの。

 今年度は約440件の研究の中から、専門家による厳正な審査を経て選ばれた。

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受賞した田口さん(左)と鳥居さん

 

●田口さんの発表

「形状特徴量を用いた物体と感性的印象のマッピング」

 3Dプリンタを用いた各家庭におけるモノづくり(パーソナルファブリケーション)の実現に向けて、3次元物体の形状から人が感じる印象を自動で推定する手法を開発しました。これは、関西学院大学らと共同で研究しているJST COI-Streamの成果でもあり、これまでおこなってきた研究が有用であると認めていただくことができ、大変嬉しく思っています。今回の受賞を機に、目標の実現に向けて、さらに高いレベルの研究成果を目指したいと思います。

(工学研究科修士課程1年 田口 晧一)

●鳥居さんの発表

「3D-DNNによるロボットピッキングのための高信頼なプリミティブ物体認識」

 ロボットによる物体のマニュピレーションに関する研究です。私は、物体を直方体や円柱などのプリミティブな形状で近似し、その近似結果を用いて物体の把持位置を推定する手法を開発しました。このような賞をいただき、研究に対するモチベーションが向上しました。今後は、より実用的な研究となるように進めていきたいと思います。

(工学研究科修士課程1年 鳥居 拓耶)

●指導教員の橋本学教授のコメント

 今回、当研究室所属の2名の修士学生が、同時に2つの賞をいただくことができ、たいへん光栄に思っています。田口の研究はCOIプロジェクトに関連するもの、鳥居の研究は科研費プロジェクトに関するものであり、いずれも公的研究費(外部資金)に密接に関係する内容です。大学院生がこのようなプロジェクトに自ら主体的に関与し、研究成果の発表を通じて自己の技術力を向上させる機会を得たことは、技術者教育の拠点としての大学院としても、人材育成の観点からきわめて意義深いことと思います。

 今回の受賞が彼らの自信につながり、社会に出た後にも、高度技術者として社会に貢献できる人材に育つことを期待しています。

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