スポーツ科学研究科/井川快斗さんが日本体力医学会で若手研究奨励賞を受賞
弘前大学にて2026年9月25日~27日に開催された第80回日本体力医学会大会において、スポーツ科学研究科修士課程2年生の井川快斗さんが若手研究奨励賞(国際学術交流)にて第2位を受賞しました。若手研究奨励賞は40歳未満の若手研究者を対象とし、事前の書類選考で選出された演題(今回は7演題)の中から当日の英語でのプレゼンテーションと質疑応答が審査され、1~3位が決定される形式で決定されました。井川さんの研究発表は「Spatial differences in motor units detected by high-density surface EMG and intramuscular EMG influence surface motor unit potential size」という題目で、これまで侵襲的な方法(身体を傷つける方法)で評価されてきた「運動神経の再支配状態」という加齢にともなう筋量や筋力の低下にとって重要な生理指標を非侵襲的な方法(身体を傷つけない方法)に代替する方法の妥当性を検出される信号の空間分布特性に注目して検証した研究でした。本研究は、指導教員である渡邊航平教授が研究代表者を務める科学研究費補助金・基盤研究B「使って残そう運動神経:プレシニア・シニアにおける運動習慣が運動神経数に及ぼす影響」および本学戦略的研究「運動神経と骨格筋という 2 つの観点から運動パフォーマンスを評価するシステムの構築と応用」の一部であり、京都府立医科大学・能登祐一先生との共同研究として行われました。
渡邊航平教授のコメント
日本体力医学会という非常に大きな学会において、大学院生のみならず常勤研究者を含めた若手研究者が対象となったコンペで修士課程の大学院生が第2位を受賞したことは非常に素晴らしい結果です。原稿を見ずに聴衆に語り掛けるような英語のプレゼンテーションは圧巻でした。質疑応答においては海外研究者からの質問にも的確に応えられておりました。プレゼンテーションの練習を何度も重ね、当該研究室の特任助教や大学院生にも繰り返し練習に付き合ってもらったことが今回の成績に繋がったと本人も授賞式で述べていました。今後も国内外に先進的な研究成果を発信していただきたいです。
第80回日本体力医学会大会・若手研究奨励賞(国際学術交流)
『Spatial differences in motor units detected by high-density surface EMG and intramuscular EMG influence surface motor unit potential size』
Kaito Igawa1), Ryosuke Takeda1), Masahiro Kuniki1), Hinano Takagi1), Yu-ichi Noto2), Kohei Watanabe1)
1)中京大学、2)京都府立医科大学


授賞式の様子:日本体力医学会理事長・永富良一先生(東北大学)(左から1人目)と井川さん(左から3人目)