卒業生/プロゴルファー岡田彩子さん 挑戦へのマインド

学生広報スタッフライトは9月11日、中京大学心理学部を卒業しプロゴルファーとして活躍する岡田彩子さんにインタビューを行いました。プロとして活躍し続ける岡田さんのマインドや今後の展望などを伺いました。
Q ゴルフを始めたきっかけを教えてください!
A 両親から勧められて始めたのがきっかけでした。高校卒業後の進路について親との話の中で、当時、女性が活躍できるプロスポーツはゴルフがメジャーということでプロゴルファーの道を勧められ、プロゴルファーになることを決意しました。卒業後はゴルフ場に就職しプロゴルファーになるという道を歩んでいます。
Q 中京大学心理学部に入ろうと思ったきっかけは何でしょうか?
A 36歳ごろから考え始め、38歳で大学に入学しました。周りに大学の先生がたくさんいらっしゃり、先生から「インプットが必要な時期なのではないか」という話があり、また心理学に興味があったので中京大学心理学部を選びました。1、2年時は苦労しましたが、3年時からゼミが始まり、大学生活を楽しめるようになりました。

岡田彩子さん
Q 試合に出る中でつらかったことは?
A 圧倒的に結果が出ないことですね。活躍する選手を傍目に見ながら、いろいろ試してみてもうまくいかず、巡りあわせにも恵まれず、、、若い頃の試合経験という面では結果が出ないことがつらかったですね。
Q 結果が出ない中でどのようにモチベーションを保っていましたか?
A 結局モチベーションは保てていませんでした。当時はメンタル的に苦しかったですね。当時は情報を得ることが今より難しくうまくいかないことがありました。今になって考えると、やり方が良くなかったと思うのですが、当時はそれすらもわからない状態でした。
Q 岡田さんにとってゴルフの魅力は?
A 一般的によく言われるのは、コミュニケーションツールとして最適なスポーツであるということです。年齢も性別も関係なくプレーできるところが最大の魅力です。また私は、ゴルフという競技は人生の縮図であると考えています。ゴルフは毎ショットの状況から、何をやるかを考え実行し、結果としてフィードバックを得られます。それを18ホール繰り返していくと「あの時、ああすればよかった」と振り返ることができ、翌日のゴルフに生かすことができます。ゴルフという小さな人生を何回も繰り返すことで知識や経験を積み重ねることができます。人生の縮図のように思えるところが魅力だと思います。

Q 岩手県で子どもを対象にしたゴルフ教室を開いていらっしゃいますね。そのきっかけは?
A ゴルフ界に何か恩返しをしなければいけないと思っていました。私が幼い時、周りの人にとてもお世話になりました。そのため、今は若い人に循環させたいと考えて始めました。ゴルフ人口を増やすこととゴルフをやっている子どもたちにゴルフの面白さを伝えたいと思い、取り組んでいます。
Q 指導してみていかがですか?
A 指導は難しいですね。子どもたちはまだ成長途中なので力がなく、骨が柔らかいです。ゴルフクラブは特殊な形をしているので、どうしても子どものケガが多いということを知っていました。そのため、どこまでやらせていいのかという判断が難しいと思いました。その中でも、子どもが「おもしろい!楽しい!もっとやりたい!」と思ってもらえるように工夫して教えていました。
Q 子どもたちと関わって嬉しかったこと、成長したことは?
A 子どもたちは本当に素直でした。子どもたちから試合の結果を話にきてくれたのが嬉しく、かわいいなと思いました。子どもたちから頼られると、自分ももっと勉強しなければとも思いました。また、企業さんにご協力いただきながら、子ども向けスクールを企画・実施した実績が私にとってプラスになりました。

Q趣味はヨガ聞きましたが、ヨガとゴルフをかけ合わせたきっかけは?
A 心と身体はつながっていると考えています。体が固まっている時よりも、体の調子がいい状態のほうが柔軟な発想や思考が生まれやすいと思っています。そのため、いかに身体のコンディションを整えておくか、ということに重きを置いています。ヨガは身体を柔軟にすることが目的ではなく、気持ちを落ち着かせ、思考を分離させることにも役立てることができると考えています。しなやかな身体があれば、心もしなやかになるのではないか、と思っています。人生だれしも逆風な時があります。踏ん張りすぎると折れてしまいそうな局面も、しなやかさがあれば折れずに柔軟に対応できる、心も身体も準備ができていればそうしたときにもなんとかなると思い、取り入れています。
Q 今後の展望を教えてください!
Aゴルフ界になにか恩返しをしていきたいという思いが私の根っこにあります。若手の育成などを通してゴルフへの愛やゴルフ・スポーツの楽しさをさまざまな年齢層の方々伝えていきたいと考えています。また、私はずっとパッティングの研究をしています。プレーヤーとは別の視点で明らかにしたいことがあり研究を進めているのでいつか大学院に進学したいという思いもあります!
ゴルフに対する深い思いを話してくださった岡田彩子さん。ゴルフを通じて挑戦し続ける先輩の姿勢に刺激を受け、自分の興味関心のある分野を深めていきたいと改めて思いました。
学生広報スタッフ「ライト」
文:長部 祐依(総合政策学部3年)
取材:長部 祐依(総合政策学部3年)、加藤 眞織(総合政策学部2年)、三上 祐輝(現代社会学部2年)