国内トップ選手とSOアスリートが氷上で共演 氷上練習や見学会を通じ深まる交流と共生の輪
~トヨタ自動車スケート部・中京大学スケート部・スペシャルオリンピックス日本が連携~
ショートトラックスピードスケートの大会が8月2日、中京大学豊田キャンパスのアイスアリーナ(オーロラリンク)で開催されました。本大会は、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本(SON)との包括連携協定のもと、トヨタ自動車スケート部および本学スケート部の協力により実施されたもので、トップアスリートとSOアスリート(知的障害のあるアスリート)が競技や練習を通じて交流を深めました。
【前日】スポーツミュージアム見学と合同氷上練習で交流をスタート
大会前日の1日、SOアスリートとご家族の希望者(約15人)が「中京大学スポーツミュージアム」を訪問しました。見学者は、オリンピックや世界大会で活躍した本学出身アスリートの栄光の歴史や展示資料を熱心に鑑賞し、スポーツが持つ歴史や感動に触れる貴重な時間となりました。
続いて行われた前日氷上練習では、トヨタ自動車スケート部および本学スケート部の選手たちがSOアスリートとともにリンクへ上がりました。トップ選手たちが間近でアドバイスを送りながら一緒に滑走する中で、緊張していたSOアスリートにも徐々に笑顔が広がり、翌日の本番に向けて氷上の感覚を確かめ合いました。




【当日】あたたかい拍手に包まれたリンクとトップ選手の力走
大会当日、リンクには約500人の観客や関係者が駆けつけ、熱気あふれる雰囲気に包まれました。
SOアスリートによるレースでは、練習の成果を発揮して一生懸命に滑走する選手たちに対し、観客席から惜しみない大きな拍手とあたたかい声援が送られました。
また、トヨタ自動車や本学をはじめとする国内トップクラスの選手たちによるダイナミックでスピーディーな滑走に、SOアスリートたちは目を輝かせて釘付けに。世界を見据えて戦うトップアスリートたちの迫力ある走りを間近で体感し、大きな刺激を受けている様子でした。


【大会後】笑顔が弾けた交流会
すべての競技終了後には、選手やSOアスリートが集まり交流会が開催されました。
質問コーナーでは、SOアスリートからトップ選手たちへ率直で熱意あふれる質問や感想が次々と寄せられました。
「どういう練習をしたら早く滑れますか?」
「選手たちはかっこよかったです!どうしたらかっこよく滑れますか?」
といった素朴で真っ直ぐな質問に対し、選手たちは自身の経験を交えながら優しく丁寧に答え、アドバイスを送りました。参加したSOアスリートからは「来年もよろしくお願いします!」と笑顔で感謝の言葉が伝えられ、会場は和やかな空気に包まれました。
中京大学は今後も、スポーツを通じた多様な人々との交流やインクルーシブな社会の実現に向け、地域・企業・団体と連携した取り組みを推進してまいります。

