法学部/将来を見据えた地域づくり 国土交通省中部地方整備局が解説

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 法学部中川由賀教授のゼミは6月4日、国土交通省中部地方整備局の濱田禎企画部長を招き「中部地方整備局のお仕事~将来を見据えた地域づくり~」をテーマに講演会を行いました。国土交通省が担う役割と中部地方整備局の業務内容について紹介しました。「中部圏の将来ビジョンを描くことが重要です。2050年、さらにその先を見据えて中部圏の課題を解決し、強みをのばしていくための将来像を描き、それに基づくビジョンを策定しています」と強調しました。そのうえで、中部圏は人口流出が課題で、リニアが開通すればますます首都圏に人口が流れていくことを想定し、中部圏だからこその魅力を感じられるまちづくりが重要だとする考えを学生に伝えました。

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 これまでの経験を伝える濱田禎さん

 講演後には学生からの質疑応答の時間が設けられました。本学を卒業し中部地方整備局に勤務する元岡紗和さん(2025年度法学部卒)と原田かのんさん(同)が、学生の質問に対して自分の経験を踏まえながら丁寧に回答しました。学生から就職活動の軸について問われると「仕事内容と働く環境のバランスが大切だと考えていました」「働く内容はずっと同じとは限らないので、職場の雰囲気から長く働ける環境かを考えて決めました」と伝えました。

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 (写真左から)元岡紗和さん(2025年度法学部卒)、原田かのんさん(同)

 濱田さんへの質問で「この仕事をしていてよかったと思うことは?」と問われると「道路が開通するときです。道路は計画してから開通するまで約50年かかります。反対する方もいますが、最終的に道路が開通するときには良かったねと言ってもらえることがあります。これまで1時間かかっていたところ10分程度に短縮され、さらに道路ができればその周辺土地が開け、賑わうようになります。そうしたときに世の中に少し良いことをしたと思います」と回答しました。さらに、公務員を志望している学生から「仕事をしていて大変だったこととやりがいは」という質問について「1995年に当時建設省に入省し研究所に配属されました。阪神淡路大震災により、耐震基準を一刻も早く作り変えなければならない状況でした。深夜1、2時まで働きながらその1年後に新しい耐震基準をつくることができました。この基準で建設した橋は、東日本大震災で倒れていません。この仕事をしていてよかったなと思う瞬間の一つです」と伝えました。

2026/06/11

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