心理学部/宮崎由樹教授、日本人間工学会 「実践論文賞」 受賞
日本人間工学会第67回大会の社員総会が5月23日〜24日に開催され、心理学部応用心理学領域の宮崎由樹教授が「実践論文賞」を授与されました。本賞は、人間工学の実践に関わる優れた論文に対して授与されるものです。審査対象年に学会が発行する学術誌 『人間工学』 に掲載された論文から、最大2編が選ばれます。
論文情報
受賞論文: 保水性の高いフロアウェットシートの心理評価
著者: 宮崎由樹・眞鍋優佳・須田朋和・釼持泰彦・河原純一郎
掲載情報: 2025 年 61 巻 1 号 pp. 36〜42
DOI: https://doi.org/10.5100/jje.61.36
※ 利益相反事項
本研究は、ユニ・チャーム株式会社との共同研究です。研究で使用したフロアウェットシートは、ユニ・チャーム社の「ウェーブ 超保水ウェットシート」です。
内容
本研究は、保水性の高いフロアウェットシートを用いた床清掃後の気分や使いやすさなどを定量的に検討したものです。その結果、保水性の高いシートを用いた清掃では、標準的なシートを用いた場合と比べて、清掃後のネガティブ気分が低減し、使いやすさなどが向上することがわかりました。また、清掃時間も短縮されることが示されました。
本研究は、日常生活で使用される清掃用品の性能を、心理学や人間工学の観点から検証し、製品評価に活用した実践例として高く評価されました。
応用心理学領域では、今後も、私たちの生活に根ざした実践的な研究をはじめ、心理学の可能性を広げる多様な研究に取り組んで参ります。