国際学部／メルカリ会長兼株鹿島アントラーズFC代表取締役社長、小泉氏による講演会を実施

　国際学部岡見友里江講師は5月29日、担当授業「翻訳通訳と現代社会」において、株式会社メルカリ会長兼株式会社鹿島アントラーズFC代表取締役社長の小泉文明氏を講師に招き、特別講演会を実施しました。

　小泉氏は現在のメルカリを急成長させた立役者の一人であり、2019年からはJリーグ鹿島アントラーズの代表取締役社長として、スポーツビジネスを通じた街づくりや地域活性化など、その独自の発想力を活かして次々と新しいアイデアを実現しています。

　講演では、小泉氏がこれまでの歩みを振り返りながら、ビジネスに興味を持つようになったきっかけや鹿島アントラーズとの出会いなどについて熱く語られました。また、学生に対して「何事にもチャレンジしていかないと成功はない。変化を受け入れる側ではなく、変化を起こす側になってほしい」とのメッセージを送られました。

　学生にメッセージを送る小泉氏

学生の感想

　本日は貴重な講演をありがとうございました。お話の中で、メルカリの経営と鹿島アントラーズの経営方針は同じであることを知り、グローバルとローカルの両方の基盤を変えずに取り組まれているということが印象に残りました。会社が持つミッションや個性を仲間と協働しながら遂行し、目標を達成させるというサイクルがメルカリの成功を築いてきたのだと感じました。また、たった一度の人生だから思い立ったら行動し、何事にも挑戦してみることが大切だと学ぶことができました。現在就職活動に励んでいる自分に、この言葉を言い聞かせながらたくさん挑戦していこうと思います。ありがとうございました。

　今回の講演で特に心に残ったのは、「自分にしかできないやりたいことをやろう」というメッセージです。失敗を恐れず、自分の意思で挑戦を続ける姿勢はとても格好良く、社会に出てからも大切な価値観だと感じました。また、「勉強だけでは勝負できないという気づき」という部分も心に響きました。人生の本質は勉強だけにあるのではなく、仲間や夢、挑戦することなど、そうした成長を楽しむことの方がずっと重要なのだと改めて思わされました。今回の講演を通して、「勉強だけではなく、やりたいことを見つけて挑戦することこそが大事」という考えに背中を押された気がします。私もこの言葉を胸に、これからもっと挑戦していきたいと思います。