卒業生による地方自治体業務説明　公務員として働くこと

　資格センターは5月25日、公務員講座を受講している3年生を対象とした「卒業生による地方自治体業務説明会」を名古屋キャンパスで開催しました。卒業生6人を招いた同説明会には、約300人が参加し、地方自治体における業務に対して理解を深めました。

　愛知県庁に勤める長山奈央さん（2017年度文学部卒）は、多岐にわたる業務により多くの経験ができ、それが自身の成長に繋がっていると説明しました。１日の業務スケジュールを説明し、さらに能登半島地震での罹災証明書を発行する業務にも携わった経験を伝えました。また、春日井市に勤める佐藤彩さん（2015年心理学部卒）は、地域に貢献しているという実感がモチベーションに繋がっていると話し、公務員として働くことのやりがいについて語りました。

自身の経験を伝える長山奈央さん（左）、藤城智華さん（右）

卒業生の話に集中する受講生

　業務説明会を終えると、学生から「残業時間について」「この夏やっておくべきこと」「出身地でない市役所を受ける時の志望動機」といった具体的な質問があがりました。卒業生は自身の経験を踏まえ、丁寧に回答していました。

　公務員講座の講師を務める高田哲寛講師は受講生に対し、「中京大学は、仲間同士で支え合い頑張る雰囲気があります。今回の先輩たちの話を受けて、さらに目標に向かって頑張ってください」とエールを送りました。

質疑応答の様子

参加した卒業生（発表順）

・愛知県　名古屋市南部県税事務所　主事　長山奈央さん（2017年度文学部卒）

・豊橋市　環境部ゼロカーボンシティ推進課　初級主事　藤城智華さん（2021年度心理学部卒）

・春日井市　企画経営部財政課　主事　佐藤彩さん（2015年度心理学部卒）

・刈谷市　教育部生涯学習課　奥村圭太さん（2007年度法学部卒）

・大府市　教育委員会学校教育課　太田佑樹さん（2010年度総合政策学部卒）

・愛知県　総務局財務部財産管理課　主事　藤田遼馬さん（2016年度法学部卒）