描画テストの読み方: 事例検討会を通して学ぶ実施・解釈・所見

描画テストの読み方: 事例検討会を通して学ぶ実施・解釈・所見
馬場 史津(心理学部)著

 投映法の一つであるバウムテストをはじめとした描画テストは、心理アセスメントに欠かせないツールとしてさまざまな臨床現場で用いられている。しかしながら、解釈の過程や検査結果について、「言葉にするのが難しい」、「まとめるのが難しい」といった声も聞かれる。本書では、そのような初学者の声にこたえるべく、描画テストの事例検討会を主宰する著者が、その実施法、解釈の進め方、所見のまとめ方についてわかりやすく丁寧に解説する。
第Ⅰ部では、さまざまな描画テストの導入と教示、行動観察や描画後の質問(PDI)の説明、また、全体的評価、形式・内容分析、描画指標のまとめ方について、食レポやコアイメージの演算といった著者独自のたとえを巧みに使いながら、解釈過程を描きだし、所見やフィードバックの要点が述べられる。第Ⅱ部では、架空の事例検討会を通して第Ⅰ部で学んだことを再確認し、参加者によるディスカッションのポイントを講師がまとめていく。

金剛出版 2024年9月24日刊 196頁 3,520円(税込み)

2024/10/25

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