工学部村中崇信教授
国際学会でベストポスター賞受賞
第34回宇宙技術および科学に関する国際シンポジウム

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 工学部の村中崇信教授は6月3日~9日に開催された第34回宇宙技術および科学に関する国際シンポジウムで、Best Poster Award(3位)を受賞しました。同シンポジウムは、宇宙技術や科学だけでなく、宇宙ビジネスを含むあらゆる宇宙活動に関して、世界から参加者が集まります。今回、村中教授が発表したのは「電気推進をつかった大型スペースデブリの能動的除去技術に関連して、オーロラ帯に存在する大型デブリ捕獲時の帯電・放電事故防止に向けた、電気推進による帯電緩和技術の検討」です。ポスター発表31件の中から選ばれました。

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村中教授のコメント

 コロナ後,はじめての対面開催となった本会でこのような賞を受賞できましたことを大変喜ばしく思います。
本研究を共に進めている共同研究者の皆様ならびに研究コミュニティーに深く感謝致します。ポスターセッション中は国内・海外問わず多くの方にポスターをご覧頂き、本研究に関する有意義な議論ができました。改めて、宇宙ゴミ除去技術に対する研究者の関心の高さを窺い知ることができました。
 ひとつのマイルストーンである、宇宙空間での技術実証に向けて、今後も本研究を推進していきたいと思います。

関連サイト

The 34th ISTS Award

2023/07/03

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