スポーツ科学部伊藤准教授 国連世界観光機関主催の世界スポーツツーリズム大会で「Top 5 Best Practices」に選出

 国連世界観光機関(UNWTO)主催の世界スポーツツーリズム大会が2021年11月25日-26日、スペインにて開催されました。
 この大会で、スポーツ科学部の伊藤央二准教授がJames Higham教授(オタゴ大学)と発表した投稿エッセイ「Sustainable Mega Sport Events Must Respond to SDG 13 (Climate Action): Insights from Japan」が「Top 5 Best Practices」に選出されました。

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 UNWTOは誰もが参加できる持続可能で責任ある観光を促進することを使命とする国連の専門機関で、158ヶ国、6地域及び民間部門、学術機関、観光協会および地方観光当局からの500以上の賛助会員で構成されています。
 本エッセイでは、昨今、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)で注目を浴びる気候変動に関して、メガスポーツイベントがどのように貢献できるかをラグビーワールドカップ2019の事例を基に4つのアプローチを提案しています。

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 具体的なアプローチ方法は、①国ではなく都市による開催、②東京、名古屋、大阪をつなぐ3都市ハブモデル、③教育キャンペーンによる行動変容、④チケット価格からのカーボンオフセットプログラム、となります。本エッセイは後日出版されるUNWTOの出版物に掲載される予定です。

【関連サイト】
国連世界観光機関(UNWTOhttps://worldsportstourismcongress.org/en/home/

2021/11/29

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