総合政策学部佐藤茂春准教授 日本応用経済学会秋季大会で著作賞を受賞
日本応用経済学会秋季大会(オンライン開催)が11月21、22日に開かれ、総合政策学部の佐藤茂春准教授が2019年度著作賞を受賞、22日に授与式が行われた。
受賞した著作賞の対象となった佐藤准教授の業績は『契約と法の経済分析』(中京大学総合政策研究叢書第13号、勁草書房、2020年)。契約の経済理論のうち不完備契約理論を基礎に、「不完備契約」がもたらす非効率性を克服するための方策を考察している。
受賞理由について「契約理論や法と経済学分野の先行研究を踏まえたうえで、目新しい主張が行われており、同賞に値する研究書である」と評価された。
日本応用経済学会は、経済学のさまざまな応用分野の研究促進を図るとともに、現実の経済社会の課題解決に寄与することを目的にしている。同学会の著作賞は、受賞年度および前年度に公刊された著作が対象で、応用経済学分野において優れた著作を公刊したものに対して授与される。
佐藤准教授は受賞について「これまでの研究が認められ、大変光栄です。多くの方にご支援を頂き、感謝申し上げます。この賞を励みにしてより一層、研究と教育に邁進したいと存じます」と喜びを語った。
表彰盾を持つ佐藤准教授 オンラインにて |