第30回日本福祉文化学会全国大会・東海大会で、本学名誉教授 湯浅景元先生が記念講演
天候に恵まれ、尾張徳川家が統治したここ名古屋の地で、記念すべき第30回日本福祉文化学会全国大会・東海大会(於 中京大学名古屋キャンパス、大会実行委員長:中嶌 洋[本学現代社会学部准教授])が2019(令和元)年11月30日(土)・12月1日(日)に、165名の参加者を集め、盛大に挙行されました。「名古屋発、福祉文化元年を築く~今こそ、人を育てる、アートを創る~」という大会テーマの下、初日の目玉として、湯浅景元先生(中京大学名誉教授)をお招きし、「一流アスリートへのコーチング~可能性を引き出すために~」と題し、約70分間、記念講演をしていただきました。コーチング論では、①夢をもつ(文字にする)、②夢を目標に置き換えられるように支援する、③目標達成を目指して自ら行動するよう支援する、という極意を教わり、一流アスリートのみならず、一般人にも通ずる秘訣を教えていただきました。また、トレーニングでは、「より弱く、より短く、より少なく」という基本を教えていただき、正しい知識と効率性がいかに重要かを気づかされました。勝負の世界では勝敗だけに拘りがちですが、要因分析や世界への情報発信など、より大切なものがあることを教えていただきました。いつまでもお聞きしたい有意義な講義でした。
(現代社会学部准教授 中嶌 洋)