ソフトボール部/JICAとの連携派遣でタイにボランティアへ!

 中京大学は独立行政法人国際協力機構(JICA)と連携し、2025年8月から本学卒業生の佐藤はづきさんが長期派遣隊員としてタイで活動をしており、2026年1月27日から2月26日まで短期派遣隊員としてソフトボール部の二瓶雄樹部長・監督、馬場幸子コーチおよび学生3名をタイへ派遣しました。

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 現地ではラヨーン県とスパンブリー県を拠点に、延べ約670名の選手と約30名の指導者を対象として活動しました 。投手指導では、基礎動作の改善を通じて遠投距離を15mから25mに向上させるなどの成果を上げました。打撃指導では「1日100スイング」を掲げ、試合での長打数増加に貢献 。守備指導では、連携プレーの練習を通じて「チームで守る意識」を醸成しました 。実践練習では、技術のみならず「教え合う風土や時間管理の意識」といった、競技に取り組む姿勢に変化が見られたことを成果として挙げました 。
 また、二瓶部長・監督は現地のナショナルチーム監督らと戦略会議を重ね、タイのソフトボール界が掲げる新たなビジョン「Rise Beyond Limits(限界を超え、運命を書き換える)」の構築に携わりました 。
 今回の活動は、現地の温かな受け入れ体制と関係機関の連携により、実り多いものとなりました 。女子ソフトボール部一同は、この貴重な経験を次年度以降の国際貢献の継続と、さらなる発展へとつなげていくことを目指しています 。
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派遣者の声

・佐藤 はづき さん(2024年度スポーツ科学部卒、長期派遣者)
 今回、母校の学生3人と二瓶監督、馬場コーチの短期派遣の来訪は、タイの子どもたちにとってとても貴重で刺激的な素晴らしい経験となりました。半年間関わっている私の目から見ても、いつも以上に楽しそうに、そして真剣に取り組んでいる子ども達の姿を見て、残りの活動への道標となったような思いでした。現地ではすでに来年度の短期派遣についての話題が取り上げられており、期待や希望が膨らんでいるようです。残り一年半、中京大学で学んだ真剣味の精神を行動に移して、より一層がんばります。

・村田 涼香 さん(スポーツ科学部競技スポーツ科学科4年)
 子どもたちが素直に指導を受け入れてくれて、積極的に取り組み、指導者の方々も協力的で、充実した環境の中で取り組めました。短い期間でしたが,子どもたちが成長していく姿を見ることができて、とてもやり甲斐と嬉しさ、そして充実感を感じました。この経験をこのままで終わらせず、継続できるように行動して、微力ながらでも国際貢献できる社会人になりたいと思います。

・佐藤 はな さん(スポーツ科学部スポーツ教育学科4年)
 スポーツ指導の環境は、子どもたち、選手を支える指導者の存在や継続的に取り組めるインフラが大切であると実感させられた経験でした。一方で、言葉がままならない私たちでも、ソフトボールを通して人と人をつなぎ、言葉の壁を越えて共に成長できる素晴らしい存在だと実感できる、かけがえのない経験となりました。

・朝倉 彩海 さん(スポーツ科学部競技スポーツ科学科4年)
 今回の活動では、言葉や文化の違いで心配な部分がありました。しかし、その事実を感じない、心の繋がりを実感しながら、ソフトボールを通して現地の子どもたちと活動できることができました。改めて、スポーツの素晴らしさを感じたと共に、ソフトボールを継続してきたことの充実感とお互いに尊重し合うことの大切さを学べた貴重な経験でした。

・馬場 幸子 コーチ(スポーツ振興部)
 子どもたちが失敗しながらも挑戦し、できた瞬間に全身で喜ぶ姿に何度も胸が熱くなりました。学生たちも言葉の壁に戸惑いも見せず、逆にそれを楽しみながら、たくましく活動する姿を見せてくれました。国や文化が違っても、スポーツを通すことで、「一瞬にしてその距離が縮まる」ことを実感させられました。活動の中では、「ルールを守る」こと、最後まで「ベストを尽くす」ことがスポーツにとってとても大切な価値であり、その価値をタイの子どもたちと共に確認できたように思います。こうした価値、経験を継続するとともに国内外に広めていくことが、スポーツの価値を最大化させることに繋がるのだと思います。

・二瓶 雄樹 部長・監督(スポーツ科学部スポーツマネジメント学科准教授)
 今回の派遣で最も心を動かされたのは、子どもたちの「やってみたい」「うまくなりたい」「おもしろそう」という純粋なエネルギーと、それを支える現地指導者の誠実さでした。言葉が十分でなくても、グラウンドに立てば想いは伝わり、ボール一つで心が通い、笑顔と成長が生まれる、かけがえのない経験でした。加えて今回は「育成・自走モデル」と、「競技力強化モデル」を設計・実践できたことも大きな成果でした。さらにタイ代表チームの強化の方向性を話し合い、ビジョン・ミッション案まで形にできたことは、連携体制と強化の礎になったと感じています。この経験を継続という形で未来へつなぐことがスポーツやソフトボールのみならず大学の発展に繋がると感じた経験でした。

過去のニュース

ソフトボール部/卒業生がJICA海外協力隊としてタイへ

社会連携部提供

2026/03/16

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