女子ソフトボール部 国内外での成果を学園首脳陣に報告

 女子ソフトボール部が1月17日、2024年度シーズンにおける国内外での活躍を大学首脳陣に報告しました。

 同部は、文部科学大臣杯第59回全日本大学女子ソフトボール選手権大会で準優勝。また国内トップリーグも参加する皇后杯第76回全日本女子ソフトボール選手権大会で、創部初のベスト4入りを果たし、大学勢としては18年ぶりの快挙を達成しました。

 さらに、第4回女子大学アジアカップにおいては、日本代表に選出された成瀬結衣選手(現代社会学部4年)、榊原深那選手(スポーツ科学部4年)、竹田愛佳選手(スポーツ科学部3年)、井田純麗選手(スポーツ科学部3年)の4名と、山根佐由里コーチが参加した日本代表チームが優勝を果たしました。

20250117sft-01.jpg

 (写真前列左から)井田純麗選手(スポーツ科学部3年)、榊原深那選手(スポーツ科学部4年)、成瀬結衣選手(現代社会学部4年)、竹田愛佳選手(スポーツ科学部3年)
 (写真後列左から)二瓶雄樹監督、林田健二学長補佐、髙橋繁浩体育会長、梅村清英学長、梅村義久副学長、山根佐由里コーチ、馬場幸子監督

 報告会では、選手たちがそれぞれの経験や今後の抱負について語りました。成瀬さんは「卒業後も中京大学での経験を胸に、世界に通用する投手を目指していきたい」と決意を述べました。榊原さんは「大学時代に得たソフトボールだけでなく、人間としての成長を活かし、次のチームでも活躍したい」と語りました。3年生の竹田さんも「チームを引っ張る立場として、来年は日本一を目指して頑張りたい」と意気込みを見せました。

20250117sft-05.jpg

 成瀬結衣選手(現代社会学部4年)

20250117sft-07.jpg

 榊原深那選手(スポーツ科学部4年)

20250117sft-02.jpg

 竹田愛佳選手(スポーツ科学部3年)

20250117sft-03.jpg

 井田純麗選手(スポーツ科学部3年)

 また、報告会には同部の卒業生であり、トヨタレッドテリアーズをJDリーグ(女子ソフトボールにおける国内最上位リーグ)2連覇に導いた、馬場幸子監督が同席し、2024年度で監督を退任されることが報告されました。馬場監督は「中京大学の選手たちが練習試合などで強力なサポートをしてくれたことが、チームの連覇につながった」と感謝の意を表しました。

20250117sft-11.jpg

 馬場幸子監督(トヨタレッドテリアーズ)

 学長は「これほど多くの成果を挙げることができたのも、選手と指導者、そして支えてくださる方々の努力の賜物です」と賞賛し、「これからも中京大学の誇りとして、活躍を続けてください」と激励しました。

 女子ソフトボール部は、国内外での競技力向上だけでなく、チーム全体の人間教育にも力を入れており、これが強さの秘訣であると語ります。上級生が率いるだけでなく、下級生からも積極的な意見が発信される環境や、指導者からの人間的成長を促す指導が、チームの強さを支えています。

 2025年度シーズンに向けて、女子ソフトボール部はさらに高みを目指して挑戦を続けます。今後の活躍に期待が高まります。

IMG_2852.JPG

 2024年12月取材時

関連ページ

【News】女子ソフトボール部、インカレ準優勝&皇后杯3位!部の新たな歴史を刻む

【SNS】女子ソフトボール部Instagram

取材:学生広報スタッフ「ライト」

文・写真:森岡奈未(文学部2年)

2025/01/29

  • 記事を共有