5/30(金)・6/2(月)掲載 朝日新聞 教養教育研究院/今野泰三教授
5月30日(金)
朝日新聞 デジタル版
6月2日(月)
朝日新聞 朝刊・国際面
教養教育研究院
今野泰三教授
パレスチナ被占領地のヨルダン川西岸地区で、イスラエルがパレスチナ人に対する移動制限を強めている問題について、今野教授がコメントしています。
イスラエルによるパレスチナ人の移動制限は占領政策の一環で長年続いてきた問題としたうえで、「ガザで起きていることはジェノサイド(集団殺害)と呼ぶべき事態だが、イスラエルは西岸でも『治安維持』という名目で強制的な立ち退きや移動の制限を野放図に広げている」と指摘しています。さらに、「不当な立ち退きや移動制限を止めるには、国際社会がイスラエルに違法な占領をやめるよう強く圧力をかける必要がある」と述べています。