総合政策学部/名古屋市職員によるシティプロモーションに関する特別授業を開催

総合政策学部の授業科目「経済政策と日本経済(担当教員:塚本高浩)」において、名古屋市役所総務局企画課課長補佐(シティプロモーション推進)中山愛氏を講師に迎え、名古屋市のシティプロモーションに関する特別授業を5月12日に実施しました。
授業では、はじめに中山氏より、名古屋市役所の仕事やご自身の業務内容についてご紹介いただいた後、シティプロモーションの目的や、名古屋市がシティプロモーションに取り組む背景についてご説明いただきました。名古屋市では、「住みたい」「働きたい」「訪れたい」「投資したい」都市として人や企業から選ばれ、名古屋の持続的な発展・成長を実現することを目的に、市内外に向けた魅力発信に取り組んでいます。特別授業では、名古屋ブランドの確立を通じて、市内ではシビックプライドの醸成を、市外では都市イメージの向上を目指していることが紹介されました。
その後、各学生が名古屋市の魅力をPRするためのターゲット層、目的、伝えたい魅力、キャッチコピー、効果的な発信方法について考えました。学生からは、名古屋市の魅力として、交通の利便性、住みやすさ、食文化、子育て支援、都市と自然のバランス、家賃や生活費の面での暮らしやすさなどが挙げられました。また、名古屋めしや喫茶店文化、スポーツ、買い物環境、公園や緑の多さなどを活用したプロモーション案も示されました。発信方法については、SNSの活用や、インフルエンサーとの連携、駅や大学での広告、飲食店や観光施設と連動した企画など、ターゲット層に届きやすい方法を意識した意見が多く寄せられました。中山氏からは、学生の回答に対して、実際のシティプロモーションの視点を踏まえたコメントをいただき、行政による政策・広報活動と学生の発想を結び付けて考える機会となりました。

今回の特別授業を通じて、学生は、地域の魅力は単に存在するだけでは十分ではなく、地域が持つポテンシャルを引き出し、それを誰に向けて、どのような言葉や媒体で伝えるかが重要であることを学びました。また、シティプロモーションが観光PRにとどまらず、居住、就業、企業誘致、シビックプライドの醸成など、都市の持続的な発展に関わる政策であることについて理解を深めました。
学生の声
・名古屋市のアジアパラ競技大会など、さまざまな政策について、実際に名古屋市で働く職員の方から直接聞くことができ、貴重な機会となった。
・自分を含め、名古屋市への評価を必要以上に低く捉える傾向があると感じていたため、それに対する取り組みがなされていることを理解できた。
・まだ行ったことがない魅力的な場所が色々あることが分かり、ぜひ行ってみようと思った。
・名古屋市がこれからさらに魅力的な街になってほしいと思ったし、自分自身も名古屋の魅力を他県の友人などに伝えていきたいと感じた。