工学研究科/道満研究室の学生 動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA)2026で研究奨励賞受賞

動的画像処理実利用化ワークショップ(DIA)2026は、マシンビジョン・コンピュータビジョン分野における画像処理の実利用に関する研究・開発の発表、討議、情報交換の場として20年にわたり毎年開催されています。今年度は2026年3月3日~4日に高知工科大学で開催され、96件の発表申し込みの中からプログラム委員会における厳正な審査を経て3件が「研究奨励賞」を受賞しました。
受賞研究紹介
発表タイトルは「3次元点群地図とカメラ画像の粗密照合による自車位置推定手法」。受賞研究は、自動車の自動運転に必要不可欠となる要素技術に関するものであり、距離センサであるLiDARで事前に計測・構築された3次元点群地図を利用し、走行時に得られるカメラ画像と3次元点群地図を段階的に照合することで高精度に自車位置を推定する手法を提案しました。また、評価実験によりその有効性・有用性を定量的に明らかにしました。
コメント
清水一樹さん
私は、自動運転における高精度な自車位置推定の実現に向けて、スパースな3次元点群地図とカメラ画像を用いた手法を提案しました。本手法が実用化されれば、より低コストな自動運転技術の実現に近づき、その普及にも貢献できると考えています。このたびは栄誉ある賞を賜り、大変嬉しく思います。研究を進めるにあたり、道満先生、目加田先生、愛知工科大学の久徳先生には多くのご指導をいただき、深く感謝しております。今後は就職先でも自動運転の研究開発に携わる予定であり、今回の受賞を励みに、自動運転の研究開発により一層励んでいきたいと思います。
道満恵介准教授
受賞研究は、清水君が学部3年生の頃からスタートした他大学との共同研究テーマで、修士課程進学後も同専攻の目加田教授らとともに研究指導にあたってきました。清水君はこの春に卒業して企業に就職してしまいますが、新天地での活躍を期待しています。