総合政策学部・法学部/小泉悠・東京大学准教授が「安全保障論」ゲスト講義

 総合政策学部・法学部開講科目「安全保障論」(担当教員:溜和敏教授)は1月8日、東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授によるオンライン・ゲスト講義を行いました。

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 ロシアの軍事・安全保障を専門とする小泉准教授は、2022年から続いているロシア・ウクライナ戦争をめぐり、現代の戦争としては異例の長期化をしている現状や、ロシアのプーチン政権がこの戦争を開始した目的、ロシア国内で戦死者の出身地域に偏りが見られる状況、短期的には停戦の見通しが立たないなどについて、講義を行いました。その後、受講生4名が画面越しに質問を行い、小泉准教授が丁寧に回答をされました。

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学生の声

 小泉先生はテレビやインターネット番組で拝見する機会が多く、今回安全保障論のゲスト講演にお越しいただき、とても嬉しく思いました。講義では専門的な内容を学生にも分かりやすい言葉で説明してくださり、非常に頭に入りやすかったことが印象に残っています。質疑応答では私の期待を上回る丁寧なご回答をいただき、考えをより詳しく伝えてくださいました。停戦合意の可能性や交渉の不確実性について具体例を交えて解説され、領土問題と人々の安全が切り離せない点を強調されたことで、現実的な軍事シナリオへの理解が深まりました。

総合政策学部2年 陳之内智紀

 小泉先生へ直接質問ができるという貴重な機会に恵まれ、私からはウクライナ戦争における核使用の可能性とウクライナ戦争の今後と終結のシナリオという2つの質問をさせていただきました。唯一の核被爆国である日本に住む我々にとって、ウクライナで核が使われることで「唯一」から「第一」となってしまう可能性は避けて通れない問題と思い質問をしたところ、衛星画像や専門的な知見、資料などを交えながら非常にわかりやすい解説をいただき、質の高い学びを得られた有意義な時間となりました。

総合政策学部2年 岩田真治

 小泉悠先生に質問の方をさせていただき、実際のロシアの内情からテレビやSNSからでは得ることのできない私の知りたいピンポイントなロシアに対する疑問や、ロシア・ウクライナ戦争の現実と展望を知ることができました。このような希少な体験を得ることができたこと、大変感謝いたします。

総合政策学部2年 日比野太樹

学部提供

2026/01/29

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