公務員講座/「公務員内定者による相談会」を開催、4年生から3年生へつなぐ合格のバトン
資格センター主催の「公務員内定者による相談会」が12月20日、名古屋キャンパスで開催されました。この相談会は、国家公務員や地方上級公務員に合格した4年生が、現在学内の公務員講座を受講中の3年生の相談に応じるものです。
相談会開始直後から志望先の先輩のもとへ真っ先に向かう学生や、さまざまな職種の先輩を回って視野を広げようとする学生など、それぞれの目的意識を持って動く姿が見られました。3年生たちは先輩の一言一句を聞き漏らさないよう、熱心にメモをとりながら聞き入っていました。
3年生からの相談は、同じ大学の先輩・後輩だからこそ聞ける具体的な試験対策、実際の面接で何を聞かれどう答えたかといった内容が中心となりました。これに対し4年生は、自身の体験を包み隠さず伝え、熱心にアドバイスを送りました。実際に使用したテキストや資料を見せながら、「自分もその科目は苦手だったけれど、今から取り組めば大丈夫」と、試験直前期を迎え不安になりがちな後輩を、実体験を交えて励ます場面も見られました。
ある4年生は、「面接で自分がぜひアピールしたい話題があるときは、アイスブレイクの際にさりげなくそこにつながる話題を出してみるのも効果的」と、面接の流れを自分に引き寄せるテクニックを伝授していました。
また、相談役を務めた別の4年生は、「昨年は自分が相談する側で参加し、とても助けられました。だからこそ、後輩のために役立つ資料やデータはすべて保管していました」と、先輩から受け取ったバトンを次へとつなぐ思いを語りました。
参加した3年生のコメント
・憧れの進路を実現した先輩から直接お話を聞くことができ、「自分もこうなりたい」と強く思いました。モチベーションが上がりました。
・面接の入室時のタイミングや細かな所作など、実際に試験を突破された先輩ならではのリアルな経験談が非常に参考になりました。
・経験者しか知らない情報を教えてもらえて、とても参考になりました。知っているのと知らないのとでは大きな差がつくと感じました。参加して良かったです。