法学部/張栄紅ゼミ 南京財経大学ゼミとオンライン合同ゼミ実施 生成AIの法的課題を議論

 法学部張栄紅ゼミに所属する学生たちは11月24日、中国の南京財経大学法学院とオンラインで合同ゼミを開催しました。この合同ゼミは2018年から開催されており(2020年を除く)、今回はzoomを活用したオンラインでの開催となりました。

 今年度は、生成AIの急速な進化に伴い、各国で多様な問題が浮き彫りになる中、 生成AI の法的問題にクローズし研究を進めました。報告を通じて、両国ともに生成AIの普及を積極的に推し進めているものの、プライバシーの保護や公平性、責任の所在など、共通する問題点が多数存在することを確認できました。
 参加者からは「生成AIの適正な利用のために両国ともにマニュアルや規範の定立が求められる」「生成AIの利活用には国家の差異に関わらず課題が存在しており、議論を進める必要があることを再確認できた」という声がありました。
 また、昨今のグローバル化に鑑み、パワーポイントや発表原稿を英語で一から作成しました。英語で発表を行うにあたり、ゼミ生で改善を繰り返し臨みました。その結果、中国側の担当教員からお褒めの言葉をいただき、私たちも達成感を得ることが出来ました。
 報告後は発表内容に関する討論を行い、互いに質問をすることでより理解を深めることができました。また、学生生活や就職についても意見を交換することができました。

参加学生
 磯部紋嘉、今井裕也、太田蓮、金澤奏一郎、矢嶋湧夢(法学部3年)
 太田絢斗、カナシロフミ、金森彩夏、所綾音(法学部2年)
 北村龍平、橋本淳輝、水谷尚葵(法学部4年)


20251203-合同ゼミ写真.jpg20251203-中国側写真.jpg

2025/12/09

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