国際学部・国際政治学専攻生が名古屋大学模擬国連大会で入賞
国際学部国際政治学専攻3年生の山下航生さん、堀部将さん、菅智琳さんの3名が、2025年5月31日および6月1日に名古屋大学で開催された模擬国連大会に参加しました。
模擬国連(Model United Nations、通称MUN)は、学生が各国の代表として国際連合の会議や委員会を模擬し、国際問題やグローバルガバナンスの現実や複雑さについて学ぶ、大学や高校で盛んに行われているアクティブラーニングのひとつです。今回の大会には、国内外から80名以上の大学生および高校生が参加し、日本語と英語の両方を用いて活発な議論が交わされました。
山下さんはドイツ代表、堀部さんはレバノン代表、菅さんはウクライナ代表として、中東・ガザ地区における食料安全保障をテーマに、国際連合食糧農業機関(FAO)のシミュレーション会議に参加しました。会議では、他国の代表とともに問題点や解決策を議論し、決議案の作成と採択の投票も実施されました。甲乙つけがたい熱弁が披露されるなかで、山下さんは「Outstanding Delegate」賞を、堀部さんは「Honorable Mention」賞をそれぞれ受賞しました。
3名は、本大会に先立って、国際政治学演習Iの授業の一環として、他のゼミ生および名古屋大学の学生と共に、同年4月に実施された「国連カフェ・ワークショップ」に参加しており、「国連にカフェを設置するならどのメニューを採択するか」というテーマのもと、模擬国連形式のシミュレーションを体験していました。 今回の大会では実際の国際政治問題を扱ったことから、「頭をフル回転させた2日間だった」と語っており、今後は「来年は英語で行われる会議にも挑戦してみたい」と、さらなる活躍への意欲を見せています。
国際政治学専攻のインスタグラムでも模擬国連参加の様子を紹介しています。
ぜひご覧ください。