日本認知心理学会消費者行動研究部会で経営学部と心理学部の学部生が登壇

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 左から山田真緒さん、伊藤資浩講師、篠原永汰さん、⼤上巧真さん

 消費者行動研究部会第6回研究会が5月23日に中京大学ヤマテホールで開催され、心理学部3年の山田真緒さん(宮崎ゼミ)、経営学部3年の⼤上巧真さんと篠原永汰さん(井関ゼミ)が登壇し、これまでの研究成果を発表しました。また、心理学部の伊藤資浩講師がこれまでの産官学連携活動の一環で得られた研究知見について発表しました。

 当該研究会は、『心理学とマーケティングの接点を探る』というタイトルで、日本認知心理学会と日本消費者行動研究学会の共催で行われ、心理学者、マーケティング研究者、心理学やマーケティングを学ぶ学生など多くの方が参加されました。今回は、研究者や大学院生だけでなく、学部生が登壇するという当該研究会としても初めての試みでしたが、これまでの学部での学びや産学連携活動の経験を活かし、学術的にも実務的にも意義のある研究発表を行うことで、発表後には参加者を交えたディスカッションも活発に行われました。

発表タイトル
「環境配慮型消費行動の価値観を測定する尺度の作成」 山田真緒(心理学部3年)
「抽象から具体へ?それともその逆?:情報の呈示順・制御焦点・世代がハウスメーカーのウェブサイト評価に与える影響」 ⼤上巧真・篠原永汰(経営学部3年)
「動画広告における打消し表示の視認性 ―文字サイズ拡大が注視と記憶に与える影響―」 伊藤資浩(心理学部講師)
発表した学生のコメント

 研究会での口頭発表は今回が初めてでしたが、研究活動と発表の準備段階、発表に対する質疑応答も含め、多くのことを学ぶことができました。この経験を生かして、以降の研究活動に尽力していきます。日ごろから丁寧にご指導をいただいております心理学部の先生方に、感謝の気持ちを述べさせていただきます。

山田真緒

 経営学部生という立場から心理学に大きく関わる研究を行い、その内容を心理学部の学生や先生方と同じ場で発表するというとても貴重な経験をさせていただきました。普段,なかなか接する機会の少ない分野に触れることで、自分の研究に対する視野が広がったように感じます。発表や質疑応答を通して、今後の課題や新しい気づきも得られました。この経験を今後の研究に活かしていけるよう、引き続き努力していきたいと思います。

⼤上巧真

 未熟ながらこのような場で発表できたことは、自分にとって本当に大きな財産になりました。先生方や学生の皆さまから貴重なフィードバックをいただき、今後の研究をさらに深める上で大きな刺激となると思います。また、日頃からご指導いただいている先生、準備から発表まで一緒に頑張った大上くんに感謝を伝えたいです。

篠原永汰

関連ページ 

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2025/06/04

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