法学部京ゼミ　愛知学院大学と合同ゼミを実施
「教育政策」「教員と学校現場」「学校をめぐる問題の多様性」がテーマ

　法学部・京俊介ゼミは、2月に愛知学院大学林　昌宏ゼミと合同ゼミを実施しました。

学生報告

　今回の合同ゼミでは、いじめや不登校、学校教員の労働時間の増加など、現代の学校をめぐる様々な問題を、「教育政策」「教員と学校現場」「学校をめぐる問題の多様性」というテーマに分類し、３班に分かれて準備を行いました。

　1日目は中京大学名古屋キャンパスにて、同じテーマに取り組んできた愛知学院大学法学部・林ゼミの学生たちと、お互いに準備してきたことを発表した上で意見交換を行いました。課題文献が1冊だった春学期の合同ゼミとは異なり、３冊の本を参考に発表準備を行ったことで、林ゼミの学生と私たちの間には視点や問題意識の違いがあったため、お互いの相違点や発表に向けての妥協点を探すべく意見交換を行いました。

　２日目には愛知学院大学名城公園キャンパスにて、課題文献を元にして問題を提示し、自分たちなりに考えたその問題に対する解決策についての発表を行いました。最終発表では、各班が課題文献だけではなく他の文献やデータを引用した資料を提示するなど説得のある発表を行っていました。各班ともに当日は全体の集合時間よりも前に集まって入念に最終準備を行うなど、白熱した１日となりました。

　私は今回の活動を通じて、提示されたテーマの問題点を見つけどのような切り口で解決していくのかといったような探求力や、初めて会う人たちと交流し、議論を通じて１つのものを作り上げていく協調性といった、社会に出た際に必要となるスキルを磨くことができました。

法学部　奥村　祐紀