名古屋フィギュアスケートフェスティバル リンクの熱気を取材
名古屋フィギュアスケートフェスティバルが1月4日、日本ガイシアリーナで開催されました。中京大学から鍵山優真選手(スポーツ科学部3年)、山本草太選手(2023年度スポーツ科学部卒)、山下真瑚選手(スポーツ科学部4年)、松生理乃選手(スポーツ科学部2年)、河辺愛菜選手(スポーツ科学部2年)の5名が出場し、渾身の演技で観客を魅了しました。
また、イベントには学生広報スタッフ「ライト」に所属する7人の学生が記者として参加しました。この活動は、今年度から中日新聞社の協力を得て実施しているスキルアップ研修の一環で、学生たちはプロの記者とともに取材を行いました。
学生記者たちは開演前、中京大学附属高校1年の島田麻央選手にインタビューし、思い思いの質問をぶつけました。
島田選手は「今年挑戦してみたい技やプログラムは何ですか?」という質問に対し、「フリープログラムではこれまであまり知られていない曲を使うことが多かったのですが、今後は王道の曲にも挑戦してみたいです」と、引き締まった表情をみせました。「スケート以外で挑戦してみたいこと」という質問には、「スカイダイビング」と笑顔で答え、関係者を驚かせる場面もありました。
学生たちは写真撮影にも挑戦しました。リンク横のプレスエリアでカメラを構え、選手が躍動する姿をとらえました。
演技前の挨拶やアンコール演出など、会場全体が一体となってイベントを盛り上げる様子も間近で体感しました。今回のイベントでは、4年ぶりにプレゼント・花束の投げ込みが解禁され、演技後にはリンクが花束で埋め尽くされるという華やかな光景が目立ちました。
最後にサインボールの投げ込みも行われ、選手と観客が直接交流する場面が多く見られました。観客席から上がる歓声や、サインボールを手にしたファンの喜ぶ姿が印象的でした。多くの笑顔を目の当たりにし、選手と観客との交流の大切さを改めて感じました。
取材:学生広報スタッフ「ライト」
記事:桑原一貴(経済学部3年)
写真:酒井梨奈(総合政策学部3年)
大石和佳奈(経営学部3年)
桑原一貴(経済学部3年)
伊藤あかり(現代社会学部3年)
森岡奈未(文学部2年)
井上凜香(総合政策学部2年)
大場雄斗(総合政策学部1年)
今回の取材に参加した学生のコメント
プロの記者の方々が取材相手と対話を大切にされている姿勢が印象的でした。ノートを見ながら話すのではなく、相手の目を見て話し、話しやすい空気を作るために相槌や感想を交える姿勢を学びました。この経験を今後の活動に活かしたいです。
酒井梨奈(総合政策学部3年)
プロのカメラマンは撮影時に角度や背景にまで気を配っていることを学びました。例えば、選手を座った状態で撮影するときに床に座り、下から撮影するなど、細部への配慮が素晴らしかったです。この経験を自分の撮影技術向上に役立てたいと思います。
大石和佳奈(経営学部3年)
初めてフィギュアスケートを目の前で観て、スポーツの魅力を改めて感じました。プロの記者の方々が選手に合わせた言葉遣いや談笑を交えながら取材を進めている様子に学ぶことが多くありました。また、撮影方法や、どのような機材を使用しているのか、見ることができるのは、研修ならではだと思います。充実した研修になりました。
森岡奈未(文学部2年)
取材は堅苦しいものという印象がありましたが、それが変わりました。記者の方々が自然な会話を交えながら取材を進める姿に感動しました。自分も今回の学びを活かし、取材活動に挑みたいと思います。
井上凜香(総合政策学部2年)
初めて取材に参加し、取材の難しさと楽しさを実感しました。選手へのインタビューでは、プロの記者の方々が相手の答えを深掘りしながら進めていく姿勢が印象的でした。
大場 雄斗(経営学部1年)
スケーターのスピードに合わせて写真を撮ることの難しさとプロの方の技術を目の当たりにしました。私なりに試行錯誤できたのも良い経験になりました。この経験を活かし、今後の取材活動に取り組んでいきたいと思います。
桑原一貴(経済学部3年)