経営学部/濱田知美ゼミ 開発した商品を大学祭で販売

 経営学部の濱田知美准教授のゼミ生は、企業と連携して商品開発を行い、11月の大学祭で販売しました。2チームに分かれ、それぞれサイダーとステッカーの販売を実現しました。

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 サイダーを販売したチームは当初、「食品を販売することのリスクとして、期限がある商品の開発と管理の難しさ」について説明を受けました。しかし、チームの「食品を販売したい、チャレンジしたい」という強い思いがあり、食品販売の実現に向けてスタートしました。大学祭で販売するということで、ターゲットを「卒業生のファミリー」として、かわいらしいく愛着を持てるようにデザイン。開発した商品が納品されて初めて消費者の顔を意識したというメンバーたち。「ちゃんとしたものを届けたい」という思いで、検品作業も全員で確認し販売しました。

 メンバーは、「リーダーの負担が大きくなってしまっていました。自分からもっと情報を取りに行くべきでした」「企業担当者との情報を共有し、チーム全員で認識をすり合わせることの重要性を学びました」と振り返りました。

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 ステッカー販売チームは「チームワークが良かったです」と語りました。いかにおもしろく、学生らしさを発揮したいという思いで、状況を共有しながら制作。損を出さないように損益計算を行い、デザインも全員で案を出し合い、3種類のステッカーを販売しました。

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 ただ、学生からは「市場調査をもっと細かく行うべきでした。当初のターゲットは「流行に敏感な女性」でしたが、実際の購入者は、母校に愛着を持つ卒業生が多かったです。そのため、市場調査をより丁寧に行えば、購入者がより望むようなデザインで販売することができたのかと思います」と振り返りました。さらに他のメンバーは「自分たちが実際に使い、プロモーションにも力を入れるべきでした」と語りました。学生たちの今後の活躍に期待が高まります。

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2025/01/24

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