伊藤葉子ゼミと愛知県セルプセンターの共同販売 社会を繋ぐパンとクッキー
現代社会学部の伊藤葉子ゼミが11月21日と11月28日、愛知県セルプセンターと連携し、パンやクッキーの学内販売を行いました。伊藤葉子ゼミでは「暮らす」と「働く」をテーマとした障害のあるひとの福祉について研究、活動しています。また愛知県セルプセンターは各地で障害のある方のパンやクッキー等の販売会を行っている団体です。同センターの呼びかけにより、キャンパス近郊の社会福祉法人ポレポレ、社会福祉法人ほっとはむも販売に加わりました。
今回、本学社会連携部と愛知県セルプセンターによる学内販売の相談がきっかけとなり、2024年の夏からの準備期間を経て、学内で初の販売会実施に至りました。販売終了後は、引き続くゼミの時間で学生企画の交流会も実施され、伊藤葉子ゼミにとって実践的な学びの機会にもなりました。
豊田キャンパスの19号館3階で行われた販売会では、パンやクッキーのほかにお好み焼きが販売され、通路が混雑するほどの大盛況となり、多くの学生が商品を手に取りました。
愛知県セルプセンターとの活動を通して、伊藤先生は「ゼミ生にとって、普段出会えない学外で働く人たちと出会い、いろいろな働き方やいろいろな人たちと接する機会を持てるのはありがたい。当事者の方にとっても社会との接点を持つ場が広がるということは大事かなと思います。」とコメントし、また今後について「継続的な活動に繋がると良いなと思います。」とコメントしました。
また、ゼミ生は「たくさんの人に購入していただいて嬉しいです。」「今まで当事者の方と関わったことがなく不安だったけど、一緒に楽しく販売できて良かったです。」「今回の活動を今後の実習や資格の勉強にも活かしていきたいです。」などとコメントしました。
取材:学生広報スタッフ「ライト」
文:園田真那斗(現社学部3年)
写真:伊藤夏海(現社学部2年)