サッカー部 東海リーグ1部最終戦で勝利し、準優勝で大会の幕を閉じる!

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 第63回 東海学生サッカリーグ戦 【1部】 の最終戦が11月16日、中京大学豊田キャンパスで行われました。リーグ戦を2位で迎えた中京大学は暫定4位の静岡産業大学との熱戦を繰り広げました。前半、静岡産業大学に1点を奪われるも、後半に有働夢叶選手(スポーツ科学部4年)が1ゴール、中嶋晃成選手(スポーツ科学部2年)が2ゴールを決め、3-1で中京大学が勝利を収めました。同時刻に常葉大学有玉グラウンドで開催されていた、常葉大学 対 日本福祉大学との一戦で暫定1位だった常葉大学が3-0で勝利したため、中京大学はリーグ戦2位でしたが、5大会連続44回目の第73回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)出場を決めました。目標にしていた「東海リーグ優勝」は逃したものの、選手たちは笑顔で大会を終えました。

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 試合を終え、中京大学の吉井直人監督は、「前半、自分たちらしい動きを出すことができず苦しい展開であったが、先制点を取った有働選手が勇気を持って脚を振ってくれ、得点に繋げることができてよかった」と最終戦の白熱した戦いを振り返りました。

 1点を追う展開で前半を終え、ハーフタイム時には「焦らずに1つ取れば自分たちのペースに持っていける」と声掛けをしたといい、「最終的には天皇杯や夏の全国大会などを経験した選手たちの精神面での強さが勝利を導いた」と選手を称賛していました。

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 主将を務める押富大輝選手(スポーツ科学部4年)は、「前半は失点してしまったが、いい流れは作れていたのでポイントを修正すれば自分たちの流れに持っていけると思っていた」と言い、「ハーフタイムで修正ポイントなどを選手同士でコミュニケーションをとりながら確認した結果、後半、自分たちのプレーができたと」振り返りました。また、「まだまだ改善点や修正すべき点がたくさんある」と反省の色を浮かべつつも今回の勝利に喜びを滲ませていました。

 最終戦は中京大学のホーム開催ということもあり、スタンドにはラグビー部をはじめ、大勢の人が駆けつけ、熱い声援を送り続けていました。たくさんの人が応援に駆けつけてくれたことについて吉井監督は、「選手たち自身もその応援のおかげでプレーにやりがいを持つことができている。さらに、お互いのクラブを応援しあうことで、中京大学のスポーツがさらに盛り上がるきっかけとなったのではないかと思う」と語りました。

 出場を決めたインカレの予選ラウンドを勝ち進むために、もう一段階走るなどの『強度』を上げていけるように練習を取り組んでいくとしているサッカー部。また、吉井監督も押富選手も「活気があり仲が良いチームというのが中京大学のチームの特徴だ」と述べており、チーム力を武器に全日本を戦っていくと熱く語りました。

 インカレ初戦は東海大学(関東地区第8代表)との対戦が決まっており、12月7日14時よりウェーブスタジアム刈谷で開催される予定です。ぜひ現地での熱い応援をよろしくお願いいたします。

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取材:学生広報スタッフ「ライト」

文・写真:酒井梨奈(総合政策学部3年)、伊藤圭汰(スポーツ科学部2年)、上小牧空(スポーツ科学部2年)

2024/11/21

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