全日本大学アメリカンフットボール選手権EAGLES初戦突破!次戦は九州大学と対戦へ
2024 全日本大学アメリカンフットボール選手権が11月9日、岐阜県の長良川球技メドウで開催されました。本学のアメリカンフットボール部EAGLESは、北海道リーグ優勝校の北海学園大学を相手に64-0という圧倒的なスコアで勝利し、1回戦を突破しました。この選手権はトーナメント形式で行われ、勝ち上がると12月15日に、兵庫県の阪神甲子園球場にて開催される決勝戦「甲子園ボウル」に出場することができます。
EAGLESは、この大会での活躍を通じて甲子園ボウル出場という大きな目標に向け、着実な歩みを進めています。大会前チームのメンバーにインタビューを行い、勝利への熱い思いや目指すべき目標について伺いました。
主将を務める松元奏選手(スポーツ科学部4年)は、対戦相手である北海学園大学について「これまでの練習の中で徹底して強化してきたフィジカル面と細かな技術を最大限発揮できれば、負けることはない」と自信を見せました。また、大橋誠ヘッドコーチも「自分たちができることを完璧にやり切れれば勝てる」と述べ、チーム全員が「ホイッスルが鳴るまで全力でプレーし続けることが大事だ。」という基本的な姿勢を徹底していくと話されました。
EAGLESは昨年の東海リーグでの悔しい敗北を機に、大きく成長してきました。松元主将は、昨年の敗北を受けてチーム全員が自分たちの弱さと向き合い、より一層の努力を重ねてきたと語ります。大橋ヘッドコーチは、「今年のチームは競技力だけでなく、日常生活でも支え合えるチームビルディングができつつある」と述べ、技術面やフィジカル面だけではなく、チームが一丸となって勝利を目指せる環境が整ってきたと評価しています。
また、「競技から離れた日常生活の中でも辛い状況を乗り越え、仲間を励まし合えるチームこそが『勝つべくして勝つチーム』」である」とし、昨年から積み上げてきた努力が今のチームの強さに表れているとも語りました。
昨シーズンの東海リーグを終え、新チームの体制になってから掲げてきた最大の目標、「甲子園ボウル出場」。松元主将は、「まずは関西や関東以外の地方チームに勝利し、さらには関東の強豪にも勝利して『関東や関西が強い』という固定観念を覆したい」と意欲を語りました。地元のファンや仲間の期待を背負い、地方から甲子園ボウルに進出することで全国にその名を轟かせたいという強い気持ちが感じられました。
1回戦を大勝で突破したEAGLESは、次戦の2回戦で九州大学と対戦します。試合は11月16日、福岡県の春日公園球技場で行われる予定です。次戦の活躍にも大いに期待が高まりますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。
取材:学生広報スタッフ「ライト」
文:酒井梨奈 (総合政策学部3年)