総合政策学部/名古屋銀行頭取が地域銀行の役割を講演

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 総合政策学部開講科目「地域金融論(2~4年次対象)」において9月30日、名古屋銀行藤原一朗取締役頭取を招き地域銀行の役割について講義を行いました。同科目は、金融機関が地域の中でどのように機能し、必要不可欠な組織となっているかを理解することを目的としています。名古屋銀行の岡智明氏が講師を務めており、300人を超える学生が聴講しました。本学と名古屋銀行は、2024年9月に包括協定を締結。この取り組みの一環で今回、名古屋銀行藤原頭取による講義が行われました。

 藤原頭取は、まず名古屋銀行の歴史を紹介。伊勢湾台風で東海エリアが大きなダメージを受けた際に、無通帳・無印鑑で当面の資金を払い出すなど「困ったひとに手を差し伸べた対応」で地域に評価されたエピソードを紹介しました。当時の名古屋銀行の対応は、現在各銀行が取り入れている災害時の対応の原点だと話しました。

 さらに藤原頭取は、地域金融機関の役割をたんなる銀行業ではなく未来を創る「未来創造業」だと解説。お客様と一緒になって、会社の発展・個人の幸せに繋がる未来を創ることが銀行の役割だと力を込めました。

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地域金融機関の役割を解説する名古屋銀行の藤原頭取

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藤原頭取の講演に集中する学生たち

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