髙尾知那選手 IFSCクライミングW杯に参戦
2024年のIFSCクライミングワールドカップ(リード)に髙尾知那選手(スポーツ科学部2年)が出場しています。
6月30、7月1日に行われた第2戦(インスブルック・オーストリア)では準決勝に進出し11位。「今シーズンのW杯初戦は予選落ちしてしまいましたが、2戦目である今回は準決勝に進出することができ、予選、準決勝を通して自分の登りは世界で通用するという確信が持てました。フランスの連戦では決勝を目指そうと思いました」と手応えを感じ、続く7月13、14日に行われた第3戦(シャモニー・フランス)に挑み、結果は23位。7月18、19日の第4戦(ブリアンソン・フランス)は21位でした。
フランスでの2戦を終え髙尾選手は「準決勝に進むことはできても、決勝には後一歩届かない感覚がありシンプルに悔しいと思いました。世界の選手と比べると身長がかなり低く、世界で最高のパフォーマンスをするためには、人一倍以上の努力をしなければいけないと思いました」と悔しさを感じる結果となりましたが「人一倍以上の努力」を惜しまない決意を新たにしました。
このあと髙尾選手は、スロベニアのコペルで9月6、7日に行われるW杯第5戦と9月9―12日に行われる世界大学生選手権に出場する予定です。「これまでの経験を活かして練習し、コペルでは最高のパフォーマンスを発揮したいです」と意気込んでいます。