愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会の栗原裕二氏による特別講義

　スポーツ科学部開講科目「スポーツマーケティング論」において、2026年に行われるアジア・アジアパラ競技大会組織委員会マーケティング課長の栗原裕二氏をゲストスピーカーに招いた特別講義を実施しました。

　この講義では、過去のオリンピックで発生した問題やアジア競技大会における今後の課題について、事例を交えて話が展開されました。学生たちは栗原氏の話を真剣な表情で聴きメモを取る姿が見られました。講義の後半、栗原氏から学生に対して「固定概念にとらわれない柔軟な発想をすることの重要性」について情熱的に話がなされました。

　講義の後、担当教員の芦塚倫史准教授（スポーツ科学部）とTAの黒田佳代さん（スポーツ科学研究科修士2年）、同組織委員会の深尾英司さんと谷愛理さんの4人でスポーツミュージアムを訪問しました。ミュージアムでは、「オリンピックの光と影」をテーマにした展示物や、企画展「パリが映すオリンピックの過去、現在」を興味深く見学しました。

　栗原さんは今大会の課題として「大会の価値を高める」ことを挙げており、残りの800日余りで大会の認知を広め、大会の開催が価値あるものになるために若い意見を多く取り入れたいと話しました。