芦塚倫史ゼミ生と渡邊航平ゼミ生
Baseball5 Exhibition Match2024に参加
Baseball5 Exhibition Match2024 が7月7日、オアシス21(名古屋市・栄)で行われ、スポーツ科学部の芦塚倫史ゼミ・渡邊航平ゼミが出場しました。
Baseball5とは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が、新たなアーバンスポーツ(都市型スポーツ)としてルールを整備しました。5人制の男女混合競技で、2026年のダカール・ユースオリンピックの公式種目に追加されています。ゴムボール1つあればどこでも実施可能なため、その手軽さから若者を中心に世界70か国以上でプレーされています。
今回はエキシビションマッチとして、日本代表 VS 愛知県選抜チームの試合と、全国大学生交流試合が行われました。
本イベントは昨年6月にも実施されており、その際は日本代表vsチャイニーズ・タイペイ代表の前座戦として名城大学vs中京大学の大学交流戦が実施されました。今年の大学交流試合では上記2校に加えて東海学園大学も参加し、メインイベントの1つとして芦塚ゼミが実行委員会となって企画と運営にも携わりました。
愛知県選抜として出場した篠田理依さん(スポーツ健康科学科4年)、大会の実行委員として運営に携わった芦塚ゼミの鈴木佑菜さん(スポーツマネジメント学科4年)にインタビューをしました。
篠田理依さん
-Baseball5を始めた経緯を教えてください。
「昨年度行われたアジアントロフィーで初めてBaseball5に出会い、白熱した試合を見たことで面白さを知りました。自分もやってみたい、他の人にも知って欲しいと感じ、競技を始めました。」
-大学交流試合の感想を教えてください。
「Baseball5はスポーツ歴関係なく、誰でも行えるスポーツだと思うので、チーム全員が楽しんでプレーできていたと思います。試合の勝利を目指すなら、技術面はもちろんのことですが、攻め方などの戦術面も大切になると痛感しました。」
-日本代表と試合をした感想を教えてください。
「アジアチャンピオンということもあり、攻守かなうところがありませんでした。相手の守備ミスが起こったら、すかさず塁を進めているシーンが多く攻めの姿勢がかっこいいと感じました。」
-今後Baseball5を通してやりたいことがあれば教えてください。
「Baseball5はボール1つあれば簡単に体験でき、試合を始めることができます。このような手軽に試合までできるスポーツは多くなく、子どもが遊びとして行うとしても良い手段になり得ると考えます。そのため、子どもたち中心にBaseball5を広めることに注視していきたいと思います。」
鈴木佑菜さん
-Baseball5を始めた経緯を教えてください。
「スポーツビジネスの勉強会で、「ジェンダー平等」を推進できる競技としてこのスポーツを知りました。
そこからチーム作りやイベント運営、自身がプレーするなど様々な方向から携わっています。」
-大学交流試合に出場した感想を教えてください。
「芦塚ゼミで体験会を実施して、そこから練習を始めた東海学園大学さんもとても良い試合をしていたので、競技歴・スポーツ経験関係なく楽しめる競技であると改めて感じました。」
-実行委員として企画・運営をして大変な点があったら教えてください。
「大学交流の一環として行った今回のイベントでは、チーム対抗戦を行った後に大学関係なく試合をする「混合チーム戦」を行いました。楽しく試合を行うことができましたが、ポジション決めや打順決めなどを行っていなかったため、その点で少し円滑な進行が出来なかったことが反省点です。また、オアシス21という人が集まる場所で行ったからこそ、たくさんの方に興味を持って貰えた一方で、ボールが外に飛ばないように安全確保をすることが大変でした。」
-今後Baseball5を通してやりたいことがあれば教えてください。
「競技者としては、今後もプレーを続けていきたいと思っています。普及していく立場としては、気軽に出来る競技であることから、社会課題となっている小学生の運動機会促進やSDGs学習の場としてこの競技を活用していきたいと考えています。これからもBaseball5の活躍に期待していてください!」
SDGsに貢献できる可能性を秘めたBaseball5を東海地方から発信すべく、中京大学の学生たちが活躍しています。
当日の様子は『GO!GO!ベースボール5』として、テレビ愛知にて7月27日(土)0時55分〜オンエア予定です。
取材 学生広報スタッフ「ライト」
文・写真:新野由芽(スポーツ科学部4年)