心理学部/学術講演会 (澤井大樹氏 株式会社イデアラボ)
心理学部は、7月8日 (月) に、澤井大樹さん (株式会社イデアラボ 代表取締役社長) をお招きし、学術講演会 『「じゃないほう」の心理学』 を開催しました。心理学部の学生や教員に加えて、他学部からも多くの学生や教員が参加し、大変盛況な会になりました。
講師の澤井さんは、大学・大学院 (関西学院大学、筑波大学) で心理学を学び、マーケティングサイエンスに関するコンサルティング業務経験を経て、2010年に株式会社イデアラボを設立されました。
イデアラボは、心理学の研究者によるコンサルティング企業です。行政や大手企業をはじめ、多数の社会連携実績があり、心理学の知見をビジネスやモノづくり、サービス開発に活用することで、様々な企業や機関の問題解決を支援しています。
「心理学を活かした仕事」と言えば「カウンセラー」を頭に浮かべる人が多いと思いますが、今回の講演では、心理学のさまざまな応用可能性をご説明いただきました。イデアラボのお仕事の紹介を通じて、心理学が社会で実際にどう活かされているのかについてお話をいただき、参加した学生は、心理学を学ぶことや将来のキャリアをあらためて考えることができました。
講演会の最後には、講演内容やイデアラボの業務内容に関する質問が学生から飛び交い、現代社会における心理学の応用に対する学生の関心の高さを感じました。魅力的なテーマと学生の心を惹きつけるお話で、講演会は非常に盛り上がりました。講師の澤井さんに感謝申し上げます。
講演会に参加した学生の声
中川 海音さん (心理学部3年生・愛知県立松蔭高等学校出身)
「講演テーマに惹かれ大学での講演会にはじめて参加しましたが、とても良い機会になりました。澤井さんの講演を通じて、心理学の実践的な応用について深く学ぶことができました。特に、ビジネスで心理学がどのように活用されているのか、具体的な事例を交えて分かりやすく説明していただき、大変勉強になりました。今後の学習や将来のキャリアに大いに役立つ内容でした。」
<中川さんがマイクを手に質問をしている様子>
心理学部は、第一線で活躍する実務家や研究者の方々をお招きし、定期的に学術講演会を開催しています (過去の学術講演会一覧)。今後も学生の刺激となる講演会を企画していきたいと思います。