水泳日本代表選手5人が意気込み語る
一般社団法人愛知水泳連盟主催の壮行会を開催
パリ五輪まで50日を切る!

 一般社団法人愛知水泳連盟は6月6日、第33 回オリンピック競技⼤会出場壮⾏会を中京大学名古屋キャンパスで開催しました。愛知県から水泳競技でパリオリンピック出場を決めた選手5人は、壮行会に先立って行われた記者会見で決意と抱負を述べました。

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(写真左から)藤井萌夏選手、吉⽥萌選手、村佐達也選手、⾕⼝卓選手、渡辺⼀平選手

 本学園に関係する⾕⼝卓選手 (中京清泳会/2023年度スポーツ科学部卒業)、村佐達也選手(中京大中京高等学校/名鉄スイミングスクール刈谷) 、藤井萌夏選手 (中京大学スポーツ科学部2年/ザ、クラブ ピア・88)の3人は、初めてのオリンピック出場ということで、緊張と希望をのぞかせつつワクワクした前向きな気持ちを語りました。

 谷口選手は「4年に一度のお祭りを自分らしく戦います。それが結果につながればいいなと思います。大きな舞台で泳げることを楽しみたいです」と堂々と語りました。

 村佐選手は「オリンピックはテレビで見ていた世界なので、代表に選ばれた実感はまだありません。しかし、オリンピックの舞台は夢であり目標とする場所でした。自分らしい泳ぎができれば良いなと思います」と笑顔を見せました。

 藤井選手は「けがの中で選んでいただいたので、今自分に期待されることは何か、自分のいる意味は何かを考えて準備しようと思います。他の国際大会とは少し違う緊張感がありますが、練習してきたことを出せるように、何があっても対応できるようにしたいです」と引き締まった表情で述べました。

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(写真左から)藤井選手、村佐選手、谷口選手

 会見は、終始和やかな雰囲気で行われました。質疑応答で、競泳の渡辺一平選手(トヨタ自動車株式会社)、谷口選手、村佐選手はそれぞれお互いのことについて聞かれると、「笑わせてくれる先輩」「日本のお家芸の平泳ぎを、共にもう一度復活させたい」とライバル心をのぞかせながらも仲の良い先輩後輩エピソードを披露しました。アーティスティックスイミングの吉田萌選手(愛知学院大学職員/ザ、クラブ ピア・88)と藤井選手は、共に同じクラブの出身であり、藤井選手は「頼りになる、心強い存在です」と先輩への信頼を見せました。

 会見後には壮行会が行われ、高校大学の水泳部員や関係者など300人以上が集まり、選手を激励しました。

 今回の催しでは多くの報道陣が駆け付け、注目度の高さがうかがえました。

 日の丸を背負う選手の皆さん、大舞台を楽しんでください!

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 多くの声援を受け取る選手たち

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 駆け付けた報道陣

取材 学生広報スタッフ「ライト」

文:岡田美虹(スポーツ科学部2年)

写真:森岡奈未(文学部2年)

手嶋美月(国際学部4年)

2024/06/11

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