工学部/兼松篤子講師 優秀論文賞を受賞

 工学部の兼松篤子講師は4月30日、国際観光学研究会の第4回優秀論文賞を受賞しました。同研究会は、観光における科学研究力の向上と国際貢献を目的に活動しており、2~3年に一度、投稿論文を選考し、優秀論文を表彰しています。

 社会情報学を専門とする兼松講師が今回受賞した研究論文は「Proposals and Practices for Promoting Tourism by Advancing Open Data through Public-Private Partnerships」です。同研究は、愛知県一宮市をフィールドに、市内で開催されたイベント「国際芸術祭あいち2022一宮市会場(市が運営)」と「ひつじサミット尾州2022(地元企業が運営)」の取り組みを、自治体が進める地域情報化やオープンデータ推進と連携させるものでした。イベント情報のデータ整備とオープンデータとしての公開、そして地域での実践的な利活用を目的としています。官民の連携によって観光振興へと発展させるための提案と実践を行いました。

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2024/06/03

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