宇野昌磨選手らしさ全開、和やか引退会見

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 フィギュアスケートの宇野昌磨選手は5月14日、東京都内で現役引退会見を行いました。宇野選手は全日本選手権で6回優勝、平昌五輪で銀メダル、北京五輪で銀メダルと銅メダルを獲得。2022年、2023年の世界選手権では連覇という輝かしい成績を残しました。

 会見で宇野選手は「引退に対して悲しい気持ちはありません」と清々しい表情で報告。さらに「自分自身は恵まれている」と振り返りました。「今まで出会ってきた人たちをはじめ、フィギュアスケートという競技と出会えたことまでもが恵まれていました」と感謝を伝えました。今後については「心から踊るようなスケートがしたい」と話しました。プロに転向する宇野選手は、これからの生活に期待を覗かせる姿が見られました。

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 質疑応答では、本学学生広報スタッフライトの酒井梨奈さんが「大舞台を経験したからこそ得たものは何ですか」と質問しました。宇野選手はじっくり考えながら「元々内気だった性格を、大舞台を経験することで変えることができました」と言葉を紡ぎました。後輩からの質問にも丁寧に回答する姿が見られました。

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 約1時間にわたる会見では、報道陣約150人が駆け付けました。また、同会見はYouTubeでライブ配信され、多くのファンが配信を閲覧するなど注目度の高さが伺えました。

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 多くの報道陣が駆け付けた会見

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取材 学生広報スタッフ

文:酒井 梨奈(総合政策学部3年)

2024/05/15

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