【硬式野球部】高木快大選手、完全試合で愛知大学野球リーグに伝説を刻む

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 硬式野球部のエース・高木快大(スポーツ科学部・3年)選手が、4月6日にパロマ瑞穂野球場で行われた2024年度愛知大学野球春季リーグ開幕戦・名城大学1回戦で、完全試合という偉業を成し遂げました。

 完全試合とは先発投手が1人の走者も出さずに投げきって勝つ試合のことで、 愛知大学野球リーグでは59年ぶり3人目の達成となる快挙です。

 また、同リーグで初めて完全試合を達成したのは本学OBの金海(現・大西)秀允さんであり(1963年春)、61年の歳月を経て高木選手がその伝統を継ぎ、中京大学硬式野球部そして愛知大学野球の新たな歴史を刻みました。

 高木選手は初回からストライク先行で相手打者を攻め、自己最速タイとなる148km/hのストレートを軸にして緩急を巧みに操り、打たせて取るピッチングで名城大学打線を圧倒。投球数94、三振4、内野ゴロ12、内野飛球3、外野飛球8という投球内容でした。

「完全試合を達成したこと、愛知大学野球連盟の長い歴史に自分の名前が記録として残ることをとても嬉しく思います。また、この1試合だけで終わりではなく、今後の試合につなげてリーグ優勝、日本一を果たして、大学開学70周年に花を添えられるように頑張っていきます。」と高木投手は語りました。

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 半田監督は「開幕ゲームでプレッシャーがかかる中、エースとして最高の投球をしてくれました。野手にとっても緊張感のある中でしっかりと守り切ることができて、良い経験になったのではないかと思います。」とコメントしました。

 完全試合の興奮が冷めやらぬ中、チームはその翌日に行われた第2戦に臨み、7-1で勝利。昨季王者の名城大学から見事に勝ち点を奪取した。この連勝はリーグ優勝へ向けて、大きな弾みをつけるものとなりました。

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