工学部生が学長賞を受賞
①卒業研究発表会で最優秀卒業研究発表者賞を受賞
②能代宇宙イベントのカンサットフライバック部門2連覇

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 工学部生9人は3月11日、梅村清英学長から学長賞が贈られました。受賞したのは、工学部機械システム工学科主催の卒業研究発表会において、最優秀卒業研究発表者賞を受賞した村上尚生さん(工学部4年)と、第19回能代宇宙イベントにおいてカンサットフライバック部門で2連覇を達成したCansat研究会のメンバー8人です。
 村上さんが発表した卒業研究は「固有空間における情報の合成に基づく高リアリティ不良品画像生成」です。村上さんは、日本非破壊検査協会「2023年度秋季講演大会」で新進賞を受賞していて、今後さらなる活躍が期待されています。
 Cansat研究会が出場した能代宇宙イベントは、日本の宇宙教育のためのイベントで、国内大学の宇宙工学を志す学生の登竜門となっています。カンサット競技は、空き缶サイズの「超小型模擬衛星(カンサット)」を高度 50m-100m 程度から落下させ、フィールド内目的地点までの自律的移動精度を競います。同研究会は、カンサットフライバック部門で昨年度1位を獲得しており、今回は昨年の成績を上回る結果で2連覇を果たしました。
 梅村学長は「在学中の努力が実を結び、私も誇りに思います。今回の受賞をきっかけに、今後の活動や研究の糧になることを願います」とエールを送りました。
 村上さんは「来年度は大学院に進学する予定です。さらに成果を出して、国内に限らず国際学会にもチャレンジして、世界で活躍したいです」と意気込みを語りました。
 Cansat研究会リーダーの山元隆希さんは「約半年間、厳しいスケジュールで進めてきましたが、ついてきてくれた仲間に感謝しています」とこれまでの活動を振り返りました。

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学長賞受賞者

村上 尚生(工学部4年)
「固有空間における情報の合成に基づく高リアリティ不良品画像生成」

CanSat研究会
山元 隆希(工学部3年)リーダー
久保 友悟(同4年)サブリーダー
渡辺 敦斗(同3年)
粥川 源太(同)
福井 悠斗(同)
中村 優太(同)
樅山 龍(同)
北村 隆登(同)

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