中京大学スケート部
インカレでの優勝と個々の活躍を報告

20240222_skate-25.jpg

 中京大学スケート部は、第96回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)での顕著な成果を、2月22日に梅村清英総長・理事長、学長に報告しました。女子フィギュア部門団体では2年ぶり5回目の優勝を飾り、男子個人では鍵山優真選手(スポーツ科学部2年)が頂点に立ちました。

 1月4日から7日にかけて群馬県前橋市で開催されたインカレで、本学からは松生理乃選手(スポーツ科学部1年)が5位、河辺愛菜選手(スポーツ科学部1年)が6位、横井きな結選手(スポーツ科学部1年)が7位に入賞し、個々の成績をポイントに換算し競う団体戦で合計93点を獲得。これにより、2位の日本大学(79点)、3位の法政大学(76点)を大きく引き離し、圧倒的な強さで優勝を果たしました。

①【インカレ】集合写真.JPG

 松生選手はGPカナダ大会で3位入賞を果たしていて、「同期と共に優勝できたことを非常に嬉しく思います。来シーズンもさらなる成果を目指して頑張りたいです」と意欲を見せました。

④【インカレ】松生演技.JPG

 オリンピック出場経験がある河辺選手は「シーズンの終わりに総合優勝という結果を得て自信につながりました。競技と学業の両立に努めたいです」と、今後の目標を語りました。

⑤【インカレ】河辺演技.JPG

 横井選手は12月の全日本選手権初出場という大舞台を経験し、「ジュニアからシニアに移る決断をして、苦しい時期もありましたが、結果的に良い選択だったと思います。これからも上を目指して頑張ります」と述べました。

⑥【インカレ】横井演技.JPG

②【インカレ】女子表彰.JPG

 また、男子個人で優勝した鍵山選手は、昨年の怪我を乗り越え、今シーズンのすべての大会で表彰台に立ち、「全日本や大陸選手権で満足のいく演技ができました。3月の世界選手権ではシーズン最後の試合となるので、優勝できるように頑張ります」と力強く語りました。

③【インカレ】鍵山表彰.JPG

⑦【インカレ】鍵山演技.JPG

 最終学年となった山本草太選手(スポーツ科学部4年)も訪問。昨シーズン世界選手権出場、今シーズン全日本選手権で初の表彰台と、輝かしい成績を残してきた山本選手は、「競技は来シーズンも続け、中京大学アイスアリーナを拠点として活動していきたい。後輩たちの活躍が自分の励みにもなっています。彼らがこれからも大きなステージで輝くことを信じています」と後輩へのエールを送りました。

20240222_skate-20.jpg

 梅村総長は、選手たちの報告を受け、リンクの改修工事での練習環境の困難さにもかかわらず選手たちが見せたトップアスリートとしての姿勢を称賛し、「これからも下級生たちや高校の選手にとってのお手本であり続けてほしい」と期待を込めて話しました。

 中京大学スケート部は、今後も国内外の大会での活躍が期待され、選手たちのさらなる飛躍に注目が集まっています。

20240222_skate-05.jpg

2024/03/01

  • 記事を共有