経営学部齊藤毅ゼミ×フォーバル社
SDGsビジネスを産学連携で共同企画
CVG中部大会で受賞
経営学部齊藤毅ゼミの学生チーム(落合祐羽さん、矢野月菜さん、長谷川翔一さん、古橋拓磨さん、米田翔哉さん)が、株式会社フォーバルのアドバイスを受けながら、中小企業のSDGs活動と大学生をつなぐマッチングサービス「E-COnnect」を共同企画しました。同社は、中小企業約4万社を顧客に持つ経営コンサル企業で、グリーントランスフォーメーション(GX)とデジタルトランスフォーメーション(DX)を掛け合わせたGDXによる地方創生に力を入れている企業です。12月18日の最終報告会では、約10カ月掛けて練り上げた企画をプレゼンテーションし、中部支社長・上席執行役員の齋藤勲氏から「非常に社会的意義が高いプラン。行政を巻き込むことができれば集客が期待できるため、ポテンシャルは大きい。」との評価を受けました。
最終報告会のプレゼンテーション
フォーバル社齋藤氏・原田氏と学生チーム
また、企画は、第21回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)中部大会に応募し、みごと入賞を果たしました。CVGは、全国8エリアで開催され、"学生起業家の登竜門"として広く知られるビジネスコンテストです。本年度の中部大会の応募件数は129件で、そのうち受賞したのはわずかに10件。書類審査(3次審査まであり)および対面での最終プレゼンテーション審査を経て、1月26日の授賞式では努力賞の賞状および賞金が贈られました。インタビュー調査やアンケート調査を繰り返すだけでなく、実際に中小企業で産学連携によるSDGs活動に取り組みながら、プランの完成度を高めたことが受賞につながりました。
授賞式
学生コメント
新規事業企画という初めての挑戦で、このような結果を出すことができたのはメンバーのみんなはもちろん、齊藤先生をはじめ一緒になって頑張ってくれた先輩方や同期、フォーバルさん、関わっていただいた全ての方々のおかげだと感じています。ゼロからチームで一つのものを作り上げていくというこの経験を通して、私自身も成長できたと感じています。
3年 落合祐羽
初めてのことで苦戦したこともたくさんありましたが、齊藤先生をはじめ、先輩方やメンバー、同期、関係者の皆さんにたくさん助けていただいた結果、賞をいただくことができてとても嬉しく思っています。齊藤ゼミ全体で新規事業企画という大きな挑戦ができた経験が、宝物になったと感じています。
3年 矢野月菜
ビジネスプランコンテストに挑戦したいと思い、齊藤ゼミに入ったので、結果を残すことができて良かったです。プランが完成するまでには、齊藤ゼミだけでなく、フォーバルさんをはじめとする多くの外部の方々に支援していただきました。その協力もあり、この一年で大きく成長することができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
3年 長谷川翔一
チームメンバーである私たち学生だけでは、きっと賞を受賞することは不可能であったと思います。今回の企画を進めていく中で繋がることのできた全ての人々の支えがあって、この結果に結びつきました。人の縁の力強さを改めて学ぶことが出来たこの機会に感謝し、今後へと生かしていきたいです。
3年 古橋拓磨
長い時間をかけて、みんなで作り上げたものが、賞という形に残るものに出来たことを嬉しく思います。この経験を通じて学んだ多くのことを、これからの成長に繋げていきたいと思います。
3年 米田翔哉