工学研究科の岩川壱さんが優秀発表賞を受賞
第39回ファジィシステムシンポジウム

 工学研究科の岩川壱さん(修士課程2年・加納政芳研究室)は、9月5日から7日に開催された「第39回ファジィシステムシンポジウム(FSS)」でFSS優秀発表賞を受賞しました。

 同シンポジウムは、日本知能情報ファジィ学会が主催しており、あいまいさを含む全方位から知能の解明・実現・応用に対して科学的に挑戦することを目的としています。また、ファジィ理論やソフトコンピューティングの基礎・理論をはじめ、機械学習、ロボット、教育支援やAI応用分野など幅広い分野の論文発表を広く募集しています。

 今回のFSS優秀発表賞は、企画セッションで発表した若手研究者を対象に企画者からの推薦に基づいて選出されるものです。

 岩川さんは、名古屋大学からの委託を受けて、運転行動を人とともに振り返るロボットに関する研究開発をしています。今回は、運転を振り返る際にロボットが異なる発話速度で会話したときに、ロボットからのアドバイスを受け入れる度合いにどのような影響を及ぼすかについて発表しました。

 また、指導教員の加納政芳教授は、日本知能情報ファジィ学会から貢献賞を受賞しました。

岩川さんのコメント

 今回、優秀発表賞を受賞できたのは、加納教授をはじめ、多くの方々の支えと協力のおかげです。心から感謝申し上げます。今後、私たちの研究が人と共生・共存できるロボットやシステムの実現のための一助となれば幸いです。今回の賞を励みに研究を通して社会に貢献できるよう一層努力していきたいです。

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2023/09/25

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