Unity主催「UAA Game Jam 2023」が豊田キャンパスで開催

　ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社によるゲームジャム（短期間でゲームを制作するイベント）プログラム「UAA Game Jam 2023」が9月19日から20日、豊田キャンパスで開催されました。14人の学生が参加し、3グループに分かれてオリジナルのゲーム制作に挑戦しました。

　初日の講義では、まずユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社の石井勇一氏が、Unity認定試験の内容や勉強方法について解説。その後、今回のテーマである「サウンドとエフェクト」について、BGMの設定方法や音の演出効果などを説明しました。最後に「『サウンドの創造的な使用法』と『サウンドとゲーム要素の相互作用』を意識してゲームを作ってもらえればと思います」と、今回のゲーム制作のポイントを伝えました。

　石井氏による講義終了後、学生たちは意見を出し合いながら「どのようなゲームを作るか」について検討。各グループは役割分担やタイムスケジュールを決めて制作を進めました。20日の夕方、各グループは制作したゲームについてのプレゼンテーションに臨みました。

ゲーム制作に取り組む学生たち

　3グループはそれぞれ、「音声認識を用いたRPG」「的当て演奏ゲーム」「音が鳴るブロックを活用した探索ゲーム」を発表。どの作品も個性が発揮されていましたが、「シンプルでわかりやすい」「プレゼンでしっかりとメンバーの役割を発表したこと」が評価され、音声認識を用いたRPGが優秀作品に選ばれました。

　参加した学生は「チームで意見交換や役割分担などをしながらゲームを制作した経験がなかったので、とても良い刺激になりました」「初めてUnityを扱ったので操作が難しかったですが、『Unityでもっとゲームを作りたい』という気持ちが高まりました」と、今回の体験を振り返りました。